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ChatGPTがあればiPhone作文ツールは不要?実機比較で分かった違い

ChatGPTを使っている人にも、iPhone純正の作文ツールを使う価値はあるのか。

iPhone15 Proの「メモ」で作文ツールの書き直しを実行し、同じ短文をChatGPTにも書き直させて比べています。日時や期限はどちらも保たれていましたが、ChatGPT側には手直しが必要な言い回しがありました。使い分けの目安と、自分の文章で試す方法までまとめます。

同じ文章を比較すると仕上がりに差が出た

iPhone15 Proのメモ(iOS27.0.1)に「明日の打ち合わせは午後3時からです。資料は今日中に送ります。もし確認してほしいことがあれば連絡してください。よろしくお願いします。」と入力し、入力した内容を選択して作文ツールの「書き直し」を実行しました。

トーンは指定していません。ChatGPTアプリには同じ短文を、意味や日時を変えず自然な日本語へ書き直すよう指示して入力しています。

iPhone15 Proの作文ツールで書き直した結果。日時や期限を保ちながら、自然な敬語に整えられました。
ChatGPTで同じ文章を書き直した結果。「午後3時からを予定しています」など、手直しが必要な表現が見られました。
比較項目iPhone作文ツールChatGPT
時刻(午後3時)保持保持
期限(今日中に資料送付)保持保持
丁寧さ丁寧な敬語に調整全体に丁寧な文体
日本語の自然さ自然と感じた一部に不自然な表現
操作メモで選択して書き直しアプリで指示を入力

時刻と期限はどちらも残り、差が出たのは言い回しでした。ただし操作条件は完全に同じではなく、1回ずつの結果です。どちらが全般的に優れているかを示すものではありません。

ChatGPTの書き直しで見つけた2つの違和感

ChatGPTの出力には、「明日の打ち合わせは午後3時からを予定しています。」という一文がありました。「から」のあとに「を」が続いて助詞が重なる形で、筆者は不自然と感じ、手直しが必要と判断した箇所です。

元の「午後3時からです」に対して文末が「予定しています」に変わっており、時刻が残っていても、そのまま送れるとは限りません。

もう1点は、元の「もし確認してほしいことがあれば」が「事前に確認しておきたいことがございましたら」に変わっていました。より改まった敬語になった一方で、「事前に」が加わり、「確認してほしい」が「確認しておきたい」に言い換わっています。

明確な意味の誤りとは断定できませんが、依頼の意図やニュアンスが元の文と同じかどうかは、読み返して見極めるべき点です。

読み返すときは、日時・期限・条件が残っているか、言い換えで依頼の意図が変わっていないか、声に出して引っかからないかの3点を見ます。なぜこの表現になったのかは分からず、1回の出力でChatGPT全般を評価できない点にも注意が必要です。

短文の修正と複雑な相談では使い道が違う

筆者はメモアプリをタスク管理や思いつきの記録に、ChatGPTは背景情報を共有した壁打ちや情報整理に使っています。この2つに作文ツールを加えると、役割は「書き留める」「整える」「相談する」の3つです。作文ツールは今回の比較で使った機能で、長く使い込んできたわけではありません。

なお作文ツールには、ChatGPTに文章の作成を頼む機能もありますが、比べたのは通常の「書き直し」です。自分の使い方に置き換えるなら、メモに書いた短文をその場で整えたいのか、背景を共有して相談を重ねたいのかを考えると、必要な道具が見えてきます。

iPhone作文ツールとChatGPTはどう使い分ける?

この比較で確かめられたのは、短い連絡文なら、iPhoneの作文ツールで日時と期限を保ったまま丁寧な敬語に整えられた点と、ChatGPT側に読み返しが必要な言い回しがあった点でした。

反対に、どちらが全般的に優れているかや、ChatGPTが日本語を苦手としているかまでは言えません。書いた場所のまま短文を整えたいなら、作文ツールが有力な選択肢です。背景情報を共有したうえで複雑な相談や情報整理を続けたいなら、ChatGPTを使う意味があるでしょう。

どちらを使う場合も、出力のあとに元の文と照らし合わせる必要があります。「書き直し」にはトーンを選ぶ項目もありますが、今回は試していません。作文ツールが使えるのは、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Max、iPhone16以降でApple Intelligenceを有効にしている場合です。

メモに書いてある短文を1つ選んで作文ツールで書き直し、日時や条件が残っているか、言い回しに違和感がないかを見てください。

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