
iPhone15 Proで同じ被写体をHEIF MaxとProRAW Maxで撮り比べると、解像度はどちらも48MPなのに、ファイルサイズは4.5MBと63.6MBで約14.1倍の開きが出ました。同じ容量の写真を撮り続けたと仮定すると、1,000枚で約59GBの差になる計算です。
RAWが必要な人とHEIFで十分な人の分かれ目、自分のiPhoneで確かめる手順まで解説します。
同じ48MPなのに容量14倍?実測結果を比較
2026年11月6日、iPhone15 Proのメインカメラ(24mm)で、同じ被写体をほぼ同じ構図のままHEIF MaxとProRAW Maxの2形式で撮影しました。
写真アプリの情報画面では、記録寸法が両方とも6,048×8,064、F値ƒ/1.78、シャッター速度1/122秒で揃っています。違いはISOで、HEIF Maxの80に対しProRAW Maxは100でした。
ファイルサイズはHEIF Maxが4.5MB、ProRAW Maxが63.6MBで、1枚あたり59.1MB、倍率にして約14.1倍の差がついています。Appleは48MPのProRAWを1枚約75MBと案内しており、今回の値はその目安を下回りました。
ファイルサイズは被写体や撮影条件で変わり、ISOも一致していないため、約14.1倍はこの1組に限った数字として捉えてください。画質の優劣は今回比較していません。
1,000枚で約59GB差!RAWが必要なのは?
今回の1枚分が続くと仮定し、枚数ごとの差を試算しました。100枚と1,000枚は実際に撮影した枚数ではありません。
| 撮影枚数 | HEIF Max | ProRAW Max | 容量差 |
| 1枚・実測 | 4.5MB | 63.6MB | 59.1MB |
| 100枚・試算 | 0.45GB | 6.36GB | 5.91GB |
| 1,000枚・試算 | 4.5GB | 63.6GB | 59.1GB |
※1GB=1,000MBで計算
ProRAW Maxの1,000枚分にあたる63.6GBは128GBの約49.7%ですが、システムやアプリ、ほかのデータが使う領域を含まない単純計算です。iCloud写真ではオリジナルがiCloudに保存され、「iPhoneのストレージを最適化」の設定しだいで本体側の消費量も変わります。
ProRAWは標準的なRAWの情報とiPhoneの画像処理を組み合わせた形式で、露出やカラー、ホワイトバランスを撮影後に柔軟に調整できます。HEIFも編集は可能で、高効率な保存形式のため48MPのまま容量を抑えられる点が強みです。
日常のスナップや旅行の記録なら、HEIF Maxが有力でしょう。ProRAW Maxは、RAWデータを使って本格的に調整したい写真に絞ると効率的です。容量の大きさと写りのよさは別物で、ProRAWの価値は調整の余地にあります。48MP自体が不要なら、通常の解像度で撮るのも一つの手です。
HEIFとRAWを撮り比べ!容量の確認方法
iPhone15 Proの実機では、カメラアプリでHEIF/RAWと24MP/48MPを選べました。対応機種なら、次の流れで差を確かめられます。
- カメラアプリを開き、メインカメラの1倍にする
- 形式をHEIF、解像度を48MPにして撮る
- 同じ被写体をRAW・48MPに切り替えて撮る
- 写真アプリで2枚を開き、上にスワイプか情報ボタンで解像度と容量を比べる
- RAWで本格的な調整をするかどうかを基準に、普段の形式を決める
選択肢が見当たらない場合は、Appleが案内する「設定」→「カメラ」→「フォーマット」を確認してください(項目は機種やiOSで異なります)。ズームやナイトモード、フラッシュを使うと解像度が変わるとAppleは説明しています。
自分の環境で容量差を確かめておけば、普段はHEIF Max、作り込みたい1枚だけRAWという使い方も判断しやすくなります。
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone15-608385/
- Source:iPhone Mania
- Author:有賀広太郎