
Appleが一部のiPhone Duo購入者へアンケートを送っていると、海外メディアが報じています。質問から見えてくるのは、Duoを選んだ人が、毎日使うスマートフォンとしても満足できるかを確かめたいという狙いです。購入のきっかけから通話や写真まで、Appleが何を確かめたいのかを読み解きます。
選んだ理由と普段の使いやすさを知りたい
Appleが知りたいのは、Duoを選んだ人が、普段のスマートフォンとして使っても満足できるか、ということだと筆者は考えます。購入のきっかけに続くのは、閉じた状態の大きさや撮影への満足度を尋ねる質問です。何を期待し、どんな事情でDuoを選んだかを、使ってからの満足と重ねて確かめたいのではないでしょうか。
以前の端末の代わりとして選ばれたなら、Duoには新しさに加えて、いつもの用事を快適に済ませられることも求められます。Appleにとっては、同じDuoの購入者でも、新しい形を楽しみにした人と、日常の用事をこなす端末として選んだ人の、どちらの期待にも応えられているかが気になるところでしょう。
Appleは購入者に何を聞いているのか
なぜ今Duoを買ったのか
この時期に購入した理由は複数選択です。Apple初の折りたたみを試したかったという理由のほか、以前の端末の電池が持たなかった、衝動買いだった、といった選択肢も並びます。
閉じたときの大きさと折り目の見え方
閉じた端末全体の大きさは、小さすぎる側から大きすぎる側までの5段階で、中間は「ちょうどよい」に相当する選択肢です。通常使用時の折り目には、見えるが邪魔ではない、という趣旨の選択肢もあります。
カメラの見え方と通話・撮影の使い心地
内側画面の画面下カメラがどれほど目立つかに加え、開いて使うインカメラへの満足度も質問の対象です。項目は、通話中に画面内の位置を保つ機能、集合自撮りの撮りやすさ、暗所写真、写真の解像感や細部です。
何を1つ加えたり変えたりしたいか
自由記述では、加えたり変えたりしてほしい点を、あるとすれば自分で1つ選び、具体的に書くよう求めています。用意された項目以外のことも書けます。
質問から見えるAppleの狙いと工夫
閉じて持つときと開いて見るときを確かめる
Appleが閉じた状態の大きさを聞くのは、広げた画面への期待とは切り分けて、毎日手にする端末としての大きさを評価してもらいたいからではないでしょうか。広げた画面にひかれた人にも、閉じて使うときに大きすぎたり小さすぎたりしないかを聞けば、Duoの形を両方の姿で捉えられます。
折り目には、見えても邪魔ではない、という趣旨の選択肢があります。大きな画面を開いても、見るたびに折り目へ意識が向くなら、画面の広さを楽しみにくくなります。この聞き方には、折り目の見た目を整えることに加えて、表示している内容へ集中できることを、Duoの画面の完成度として確かめる意味があると読めます。
カメラを使うときと写真を見るときを分ける
画面下カメラに求めたいのは、見るときには目立たず、使うときには頼れることです。通話や集合自撮りで人が画面に収まりやすければ、構図を気にするより、話すことや一緒に写ることへ意識を向けやすくなります。Appleが確かめたいのは、撮影の準備に気を取られずに内側カメラを使えるか、という点でもあるでしょう。
暗所や写真の細部の質問は、撮った写真の写りへの満足を尋ねています。人を画面に収めるまでが楽でも、出来上がった写真に納得できないことはあり得ます。人を画面に収める扱いやすさと、残したくなる写真の写りの両方を、Appleは内側カメラの良さとして確かめたいのだと筆者は読みます。
今回の報道には回答の集計や改良の決定は示されていません。質問から読み取れるAppleの関心は、見た目の新しさを評価してもらうことから、手に取る、見る、撮るという日々の動作でDuoを選んでよかったと思えるかへ広がっています。
Photo: MacRumors
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone18-608429/
- Source:iPhone Mania
- Author:Yutel_06