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iPad Air(OLED)の販売価格を独自試算〜2.6万円と3.1万円値上げ?

Appleは、2027年上半期(1月〜6月)にiPad Airのディスプレイを有機EL(OLED)に切り替えるとみられています。

OLEDを搭載したiPad Airの日本での販売価格について、2026年11月発売のiPad mini(A20 Pro)の値上げ額を参考に独自試算しました。

その結果、11インチモデルは税込155,800円から、13インチモデルは税込200,800円からになるとの予想になりました。

iPad Airも単層OLEDを採用する見込み

新型iPad Airに採用されるOLEDは、iPad ProのタンデムOLEDではなく、iPad mini(A20 Pro)と同じく発光層が1層のタイプになると予想されています。

iPad Proは発光層を2層重ねることで、高輝度と電力効率の両立を図っていますが、iPad Airではコストを抑えた単層OLEDが選択される見込みです。

ただし、同じ単層OLEDでも製造方法やパネル構造まで同じとは限らず、単純に画面サイズだけで価格差が決まるわけではありません。

それでも、OLED採用に伴う値上げ額を考えるうえで、iPad mini(A20 Pro)は参考になるモデルです。

iPad miniは全容量で20,000円値上げ

iPad mini(A20 Pro)と、前モデルのiPad mini(A17 Pro)の日本価格を比較すると、今回対象としたモデルではいずれも税込20,000円の値上げとなっています。

Wi-Fiモデル

容量A20 ProA17 Pro
128GB119,800円99,800円
256GB136,800円116,800円
512GB171,800円151,800円

Wi-Fi + Cellularモデル

容量A20 ProA17 Pro
128GB144,800円124,800円
256GB161,800円141,800円
512GB196,800円176,800円

価格はすべて税込で、標準ガラスを採用したモデル同士で比較しています。

値上げ額20,000円の意味

興味深いのは、ストレージ容量や通信方式によって値上げ額が変わっていない点です。このことから、Appleは個々の部品の価格上昇分をそのまま各モデルに反映したというより、製品ラインアップ全体で価格差を調整した可能性があります。

また、20,000円の値上げにはOLEDだけでなく、A20 Proへのチップ刷新など、他の改良に伴うコストも含まれていると考えられます。したがって、この20,000円をOLEDパネルだけの価格上昇分とみなすことはできません。

今回の試算では、OLED採用を含む世代交代による値上げ額の参考値として使用します。

iPad Airの値上げ額を画面サイズから試算

iPad Pro(M4)がOLEDディスプレイを搭載した際には、11インチモデルと13インチモデルで値上げ額に違いがありました。

iPad Airでも画面サイズが大きい13インチモデルの方が、OLED採用に伴うコスト増が大きくなると考え、今回はサイズ別に値上げ額を設定します。

11インチは26,000円、13インチは31,000円増

iPad mini(A20 Pro)のディスプレイは8.5インチです。値上げ額20,000円を画面サイズで割ると、1インチあたり約2,353円となります。

この数字をiPad Airのディスプレイサイズに当てはめると、次のようになります。

モデル計算上の値上げ額今回の仮定
11インチ約25,882円26,000円
13インチ約30,588円31,000円

なお、これは対角インチ数に比例させた便宜的な試算であり、OLEDパネルの製造原価を算出したものではありません。実際のパネル原価は、画面面積や製造歩留まりなどの影響を受けます。

今回はこの方法で、11インチモデルを一律26,000円、13インチモデルを一律31,000円値上げするものと仮定しました。

11インチiPad Air(OLED)の予想価格

Wi-Fiモデル

容量OLEDモデル
(予想)
現行モデル
128GB155,800円129,800円
256GB172,800円146,800円
512GB207,800円181,800円
1TB257,800円231,800円

Wi-Fi + Cellularモデル

容量OLEDモデル
(予想)
現行モデル
128GB180,800円154,800円
256GB197,800円171,800円
512GB232,800円206,800円
1TB282,800円256,800円

11インチの128GB Wi-Fiモデルは、現行の129,800円から155,800円となる計算です。値上げ率は約20%で、最安モデルでも税込15万円を超えることになります。

表示価格は全て、税込としています。

13インチiPad Air(OLED)の予想価格

Wi-Fiモデル

容量OLEDモデル(予想)現行モデル
128GB200,800円169,800円
256GB217,800円186,800円
512GB252,800円221,800円
1TB302,800円271,800円

Wi-Fi + Cellularモデル

容量OLEDモデル(予想)現行モデル
128GB225,800円194,800円
256GB242,800円211,800円
512GB277,800円246,800円
1TB327,800円296,800円

13インチの128GB Wi-Fiモデルは、現行の169,800円から200,800円になると試算されました。値上げ率は約18.3%で、11インチの約20%より低くなっています。

ただし、増加額は31,000円と大きく、最安モデルでも税込20万円を超えます。表示価格は全て、税込としています。

OLED化で本当にこれほど値上がりする?

今回の試算では11インチで26,000円、13インチで31,000円の値上げを仮定しましたが、実際の値上げ額がこれほど大きくならない可能性もあります。その理由の1つが、ディスプレイの調達コストです。

単層OLED採用はコスト抑制策か

新型iPad Airは、iPad Proよりも構造が単純な単層OLEDを採用すると予想されています。この選択には、iPad AirをProより低価格に保つ狙いもあると考えられます。

また、BOEも参入を目指していると報じられています。将来的に供給メーカーが増えれば、Appleがディスプレイの調達価格を抑えられる可能性もあります。

ただし、BOEの採用は決まっておらず、OLEDの量産コストがどこまで下がるかも不明です。

メモリ価格高騰が値下げ効果を相殺?

一方、今回の試算にはDRAMやNANDフラッシュメモリの価格上昇を織り込んでいません。ディスプレイの調達コストを抑えられても、メモリ価格の高騰が続けば、製品全体としては値上げが必要になる可能性があります。

また、2027年のiPad Airに搭載されるチップやメモリ容量の変更、為替相場も日本価格に影響するでしょう。

今回の試算は価格予想の1つ

今回の試算では、OLED搭載iPad Airの最安価格を11インチで155,800円、13インチで200,800円と予想しました。

ただし、この数字はiPad miniの値上げ額を画面サイズに比例させたものであり、Appleの実際の価格設定を示すものではありません。

OLEDの調達コストが想定より低ければ値上げ幅は小さくなる可能性があり、逆にメモリ価格や為替の影響が大きければ、さらに高額になることも考えられます。

Source: Apple Hub/Facebook

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