本格的なコーヒーを自動で淹れるバリスタロボットが米国の空港で導入される

米サンフランシスコでバリスタロボットを活用したカフェ「Robotic Coffee Bar」を運営するCafe X(カフェ・エックス)は、2019年12月、ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港とサンフランシスコ国際空港に相次いで出店した。

・バリスタロボットが本格的な美味しいコーヒーを淹れる

「Robotic Coffee Bar」は、専用スマホアプリもしくは備え付けの専用端末で、ドリップコーヒーやカフェラテ、抹茶ラテなどのメニューから選んで注文すると、バリスタロボットが最大10オーダーまで同時に対応。

利用者は、注文時に発行された4桁の暗証番号を入力して受取口を解錠し、注文したメニューを受け取る流れだ。

ドリンクメニューの原料には、人気コーヒー焙煎所「Ritual Coffee Roasters」、「Equator Coffees」、「Intelligentsia Coffee」のコーヒー豆や、スウェーデンのオーツミルク「Oatly」、米国のオーガニック牛乳「Clover Sonoma」などを採用。

本格的なドリンクが短時間で出来上がり、いつでも淹れたての美味しさを楽しめるのが利点だ。

・米国の空港でバリスタロボットの導入が広がる

2019年12月3日にノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港のターミナルBでオープンした「Robotic Coffee Bar」は、早朝5時30分から午後10時30分まで年中無休で営業中。

バリスタロボットを活用したカフェとしては、「Robotic Coffee Bar」のほか、米スタートアップ企業Briggoが開発したバリスタロボット「Coffee Haus」も米国2都市の国際空港で導入されている。

時間帯を問わず、いつでも本格的なコーヒーが便利に購入できるバリスタロボットは、空港で大いにニーズがありそうだ。(文 松岡由希子)

Cafe X


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