スマートフォン、スマートウォッチなど、充電が必要なAppleデバイスを複数所有している人必見の製品「ORIPA」が登場した。3台同時にワイヤレスで急速充電できる同製品は、現在Makuakeにて支援を受付中だ。
ちなみに、前シリーズの「Unravel」は海外クラウドファンディングIndiegogoとKickstarterで合計約1億3000万円の資金調達に成功している。
変形するワイヤレス充電器
「ORIPA」は、Qi充電対応デバイスを急速充電するために10W、10W、5W(Appleウォッチ用)の3つのパッドを搭載。10Wのパッドは、Androidにも対応している。これひとつで「iPhone×iPhone×Apple Watch」「iPhone×AirPods×Apple Watch」「iPhone×Android×Apple Watch」など状況に応じてさまざまなパターンで充電が可能なのだ。
急速ワイヤレス充電を可能にしたのはType-C入力。2台のiPhoneを同時に充電した場合、7.5Wの最高速度で充電される。これは、従来のワイヤレス充電器の1.3倍の速度だという。例えば、最新のiPhone11、iPhone11 Proを充電0%から100%まで充電するのに要する時間は4時間とのこと。なお、MacBookからの給電が可能である。
同製品のもうひとつの大きな特徴は3パターンある置き方だ。用途に合わせて変形可能なヒンジデザインは、充電器の設計として意匠出願中。
まず、3台同時に充電したいときに便利な「フラット」型。文字どおり、3枚のパッドを平らに広げる充電方法だ。次に、1台だけを充電したいときに場所を取らない「コンパクト」型。パッドを重ねてその上にデバイスを置く充電方法である。最後に、充電しながら画面を見られる「スタンド」型。スマホスタンドとして利用でき、充電しながら動画を見たり、ワイヤレスイヤホンとiPhoneを接続してビデオチャットに参加したりと重宝しそうだ。
USBでも急速充電
同製品付属のACアダプターと充電ケーブルを使用しての充電も可能。ACアダプターには、2種類のUSBポートを搭載している。QC3.0に対応しているUSB-Aポートは、18Wの急速充電に対応し、Quick Charge対応機器を使用すれば、大幅に充電時間を短縮する。また、27W出力のPowerDelivery3.0充電に対応しているType-Cポートは、USB Type-Cポートを搭載するMacBookやiPad Pro、Androidスマートフォン・タブレットなどをUSB PD規格で急速充電することが可能。なお、iPhone8以降のiPhoneにUSB PD規格による急速充電を行う際は、片方にUSB Type-C端子のLightningケーブルの用意が必要とのこと。
コードだらけのデスクの整理、旅行や出張などに便利そうな同製品は、デニム生地のようなPU素材を使用し、デザインと質感にもこだわっている。カラーはレッド、ブルー、グレーの3色を展開。
「ORIPA」は現在、Makuakeにて支援を受付中。9,600円(税込)の支援で本体、ACアダプター、充電ケーブル、メッシュポーチが1つずつ入手できる。4月下旬まで支援を受け付け、製品発送は5月末頃の予定だ。
- Original:https://techable.jp/archives/116103
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
Amazonベストセラー
Now loading...