Appleは2019年第4四半期(10月〜12月)に260万台のHomePodを出荷し、世界スマートスピーカー市場で4.7%のシェアを占めた模様です。調査会社Strategy Analyticsが報告しています。
目立つ中国メーカーの躍進
首位は1,580万台を出荷したAmazonでシェアは28.3%、2位はGoogleで1,390万台を出荷しシェアは24.9%となりました。
スマートスピーカー市場全体が前年同期比で44.7%増と伸びており、上位6社はいずれも出荷台数を増やしていますが、特に目立つのが中国メーカーの躍進です。
3位のBaiduは対前年同期比で171%、4位Alibabaは94%、5位Xiaomiは167%もの出荷台数増を記録しています。2018年第4四半期の出荷台数が少なかったとはいえ、この増加には目を見張るものがあります。背景にあるのは、中国のスマートスピーカー市場の爆発的な成長です。
廉価版登場の噂があるHomePod
Appleも前年同期の160万台から260万台へと、出荷台数を65%増やしていますが、上位5社に比べるとシェアが小さく、あまり存在感を示していないといえるでしょう。
HomePodについては、Appleが今年廉価版を発売するとの噂があり、実現すれば出荷台数が大きく伸びる可能性があります。
Strategy Analyticsは2020年のスマートスピーカー売上について、新型コロナウイルスの影響は避けられないものの、2019年の売上を上回り、最高記録を塗り替えると予想しています。
Source:Strategy Analytics/Business Wire via MacRumors
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-274312/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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