木星の南半球を映し出した画像からは、大気が織りなす縞模様や渦巻が鮮明に確認できる。NASAによる紹介記事のタイトル通り、まさに「Massive Beauty(巨大な美)」といったおもむきだ。
ちなみにこの美しい画像は、市民科学者Kevin M. Gill氏が4枚の画像を合成したもの。元データはNASAにより公開されている。
・データを収集し木星の起源を解明
Junoは木星の重力やガスなどを測定し、データを集めている。これにより、この巨大な星がどのようにして形成されたのかや、その構成について解明が進んできた。
NASAによれば、もし木星が形成時にいまの80倍以上の質量があったなら、赤色矮星になっていた可能性があるという。さらには、木星に含まれる物質量は、他の太陽系の天体すべての足し合わせたものの2倍以上になるという。
・JunoCamのLaw画像はダウンロードや加工が可能
Junoは楕円軌道で周回しながら木星の観測にいそしんでいる。今回の画像は、Junoが木星に最接近したした機会にすかさず撮影したもの。そのとき、南緯約50~68度、木星の大気の天井から約4万9500~10万0400km上空にいた。
JunoCamのRaw画像はで、「IMAGE PROCESSING GALLERY」のページからダウンロード可能で、誰もが画像処理できるようになっている。また処理した画像を投稿することも可能で、時間と興味のある方はぜひチャレンジしていただきたい。
- Original:https://techable.jp/archives/119677
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:YamadaYoji
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