サムスン電子がオーディオブランドAKGを持っていることはあまり知られていないかもしれない。もともとはオーストリアで設立された老舗ブランドだが、ハーマン・インターナショナルの傘下に入り、その後ハーマンがサムスンに買収されたという経緯がある。
そのAKGから新ワイヤレスイヤホン「AKG N400」が発表された。アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、防水性能IPX7をクリアしている。
・騒音をシャットアウト
アクティブノイキャンはさまざまなメーカーでも採用されている、周囲の音をシャットアウトできる技術だ。騒音を信号処理などで除去し、聴きたい音をクリアにしてくれる。
そのため、騒がしい環境で音楽を聴くときでも音量を上げることなく楽しめるようになる。いつでも音楽を快適に楽しみたい人、音質にこだわりたい人の需要に対応するものだ。
もう1つ、N400の目玉機能は防水性能IPX7をクリアしていること、IPX7は、水深1メートルのところに30分置いても大丈夫、というレベル。屋外での使用が多い人には安心だろう。
・計12時間駆動
その他のスペックとしては、SiriやGoogleアシスタントなどをサポートする。駆動時間はイヤホン本体で6時間、ケースで充電するとさらに6時間使え、計12時間となっている。
また、ケースはワイヤレス充電に対応し、10分の充電で1時間駆動するだけのバッテリーが賄える。
気になるのは価格だが、韓国では22万9000ウォン(約2万円)で発売される。サムスンからつい最近発売されたワイヤレスイヤホンGalaxy Buds+は約1万8000円で、こちらの方が安い。しかしアクティブノイキャンは搭載しておらず、クリアしている防水規格はIPX2だ。
いずれにせよ、ワイヤレスイヤホンの購入を検討している人にとってN400は魅力的な選択肢となりそうだ。ただ、韓国国外での展開についてはまだ発表されていない。
- Original:https://techable.jp/archives/120632
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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