CasetifyがUVでスマホ表面を除菌するケースを発売、利益は新型コロナ救済基金に寄付

スマホケースやApple Watchバンドなどを展開する人気のアクセサリーメーカーCasetifyが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、スマホの表面をUVで消毒するケースを発売した。

香港拠点の同社は、このケース販売による利益は全て新型コロナ救済基金に寄付するとしている。

・3分で99.9%除菌

その名も「UV Sanitizer」という名称のケースは新型コロナを意識して開発・発売された。内部に6つのUVライトを搭載し、わずか3分でスマホの表面を消毒するというものだ。

使うには内部にスマホを置いて蓋を閉め、ボタンを押すだけ。開発元はスマホの表面に付着した雑菌の99.9%を除菌できるとうたっている。ただし、新型コロナにも有効なのかは現在のところ確かめる術がない、とのこと。

・AirPodsにも使える

新型コロナ除菌のお墨付きはないものの、毎日使うスマホをクリーンに保ちたいと考える人は少なくないようだ。120ドル(約1万3000円)という価格にもかかわらず需要が多く、現状では出荷に数週間かかる。しかも注文は1人あたり1台に限定している。

UV Sanitizerの内部は220×115×35ミリで、あらゆるサイズのスマホを収納できる。そしてスマホだけでなくAirPodsなどの除菌にも使え、スマホとAirPodsを同時に入れることも可能だ。

除菌機能に注意が奪われがちだが、ワイヤレス充電の機能を搭載しているのも何気に便利だろう。

また、この除菌ケースの人気は部分的には、Casetifyが除菌ケース売り上げの利益を全てクラウドファンディングサイトGlobalGivingの新型コロナ救済基金に寄付することも貢献しているようだ。同基金は医療従事者の派遣や支援物資の供給などに使用される見込み。

UV Sanitizer/Casetify


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