2020年第1四半期(1月〜3月)に米国内で新規アクティベートされたデバイスのうち、iOSが44%を占めていたことが消費者情報研究所(CIRP: Consumer Intelligence Research Partners)の調査で明らかになりました。2016年の同四半期を超える高水準となりました。
好調だった2016年の水準を超えた2020年
CIRPの公開したグラフを見ると、2020年第1四半期の新規デバイスのiOSシェアは、2019年第1四半期よりも約8%高い44%に達しているのがわかります。2018年第1四半期にiOSが32%、Androidが70%のシェア占めたのと比べると大幅な成長がみられます。
iOSのシェアが高かった2016年第1四半期(41%)と比較してみても、2020年のほうが上回っており、Appleが勢いを増しているのが伺えます。
OSの乗り換えは容易でない?
今回のCIRPのデータを見ると、iOSとAndroidともにOSへの忠誠度が90%に到達しているのがわかります。両OSとも忠誠度が高いということは、乗り換えが起こりにくいということの裏返しでもあり、Appleが非常に多くの固定ユーザーを獲得していることを意味します。
CIRPのパートナーで創業者のマイク・レヴィン氏は、「オペレーティングシステムへの忠誠度は非常に高いレベルで安定している」とコメントしています。
「過去4年間ほど、新規モバイルデバイスでアクティベートされるOSの約90%は、ユーザーが前に使っていたものと同じだ。AppleはAndroidユーザーをiOSに引き込もうとしており、Androidメーカーも同様の努力をしているが、消費者のOSへのアフィニティ(ブランドへの親近感)は特に強いことで知られている」
Source:9to5Mac
Photo:GillyBerlin/Flickr
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-282820/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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