ミシュラン掲載店までもデリバリーやお取り寄せ可能!
こんな時期だから予約困難店の味を自宅で楽しみたい。
#01
焼肉
ビーフキッチン (Beef Kitchen)
日本/東京
住所:東京都目黒区上目黒2-44-8 ロ・カーサ上目黒B1F
電話:03-5768-3601
営業時間:11:30~20:00(L.O19:30)
※営業時間は新型コロナウイルス感染拡大による非常事態宣言継続中のもの(5月8日現在)
この号が出る頃、世界はどんな姿になっているだろう。今これを書いている世界は皆が闘っている。不要不急の外出は自粛なので、食事は外食せず自炊かテイクアウトなど。それこそミシュラン掲載店もデリバリーやお取り寄せを盛んにやっている。ということで、ここ最近のテイクアウト状況をご報告。
一番感動したのは中目黒の焼肉店「ビーフキッチン」のお弁当。このスタイルに適した肉の部位やタレ、焼き方を研究したとあって今まで食べたどの焼肉弁当よりも美味しい。焼肉のお弁当と言えば京都のお楽しみ、ジェイアール京都伊勢丹などで買える「はつだの和牛弁当」が最高峰とされていた。こちら「ビーフキッチン」は温めることを前提としているので単純な比較はできないが、それでも満足度の高さでは圧倒している。お米の炊き方も弁当向けに相当研鑽を積んだとお見受けする次第。別売りのナムル(特にアボカドが絶品!)チャプチェ(肉の旨味がしみしみ)もマストだ。そして同系列の渋谷「チキンキッチン」の弁当も勝るとも劣らない魅力を放っている。あの本場松坂の味を超えたとさえ言われる味噌ダレがビールのアテに最適。そのタレがほどよく移ったごはんを唐揚げ、伊勢タクアンで掻き込むも良し。
ピッツェリアのテイクアウトは珍しくないが三軒茶屋「ラルテ」はハーフアンドハーフもしっかり対応で嬉しい。おすすめはチッチョリ(イタリア風チャーシューのソースレスピザ)とSTG(水牛のモッツァレラを使用したマルゲリータ)の組み合わせがおすすめ。辛いオイルの裾分けリクエストも忘れずに。
その他、今、ネオ大衆酒場の激戦区ともいえる学芸大学の名店「浮雲」の前菜盛り合わせも見逃せない。日向夏の白和えは未体験の美味しさ。経堂「八昌」ではお好み焼きはお店の鉄板で食べたいので敢えて焼きそばや豚平焼きを頂いた。お好みといえば東京にも進出した大阪「お好みたまちゃん」はお取り寄せ可能。本格的な蒸し豚のセットを自宅にいながらにして楽しめる。
二子玉川の希少部位を取り揃える焼き鳥「酉たか」もテイクアウトを行なっている。これまた弁当のクオリティが高いが、焼き鳥もお任せで5本か10本で売ってくれる。こんな時期だから予約困難店の味を自宅で。食事には気持ちを上向かせる効果もある。
※本コラムは電子雑誌2020年7月号より先に転載
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000124202/
- Source:デジモノステーション
- Author:梶原由景
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