playground株式会社(以下、「playground」)は、同社が手がける入場認証機能「MOALA QR」に、発熱者スクリーニング機能を追加した。通常のチケット認証とあわせて、発熱の疑いがある来場者を検知できるようになる。
新機能の開発背景と概要
新型コロナウイルスの影響を受け、スポーツやライブイベントにおいては、来場者の検温作業などのリスク対策が求められている。しかし、従来の検温手法では、検温を行うための人員配置や専用装置の設営が必要だ。興行側にとって大きな負荷が生じるだけでなく、入場スピードを損ねる要因にもなっていた。
そこでplaygroundは、QRコードと顔認証で入場管理を行う「MOALA QR」に、オプションとしての新機能を追加した。これは、来場者の表体温測定により、発熱の疑いがある来場者を検知できるというもの。検知された来場者に対してのみ医療上の検温作業を行うことで、効率的な入場業務が実現する。
この機能は、「MOALA QR」で用いるiPadにサーモグラフィー端末を接続するだけで利用可能。そのため、特殊な装置の設置は不要となっている。
ますます便利になった「MOALA QR」
今月上旬にローンチされた「MOALA QR」は、電子チケットや生体認証の課題を解決するための機能を備えている。今回の新機能実装により、さらなるパワーアップを遂げた形だ。
あらゆる興行に適したチケット機能として、アフターコロナ時代の大規模イベントを強力にサポートしていく。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/129059
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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