アメリカのロサンゼルス郊外のサンバナディーノ郡で、携帯ショップからiPhone11等を盗んだ強盗2人組が逮捕されました。現地メディアKTLAは、犯人はiPhoneの追跡機能により居場所が発見されてしまい、警察に逮捕されたと報道しています。
抗議活動中に、携帯ショップを襲った犯人
犯人の2人は現地時間5月31日の深夜に、黒人差別への抗議活動中の混乱に乗じて、現地携帯ショップT-mobileの店舗に侵入しました。
現地警察の発表によると、2人は銃で武装しており、工具でドアを破壊して侵入し、店舗の保管庫からiPhone11を含む約90万円相当の商品を盗み出しました。
なお、事件当日は黒人男性ジョージ・フロイトさんが白人警官の暴行により死亡した事件に対する抗議活動が全米で発生しており、暴徒により一部のApple Storeも略奪の被害にあっています。
盗まれた端末の追跡機能により捜査が進展
事件発生翌日には、店舗従業員が警察に被害届を提出し、盗難品に対する追跡機能の使用開始を報告しています。
端末の追跡機能により、サンバナディーノ郡の住宅に盗難品があることが判明したため、警察がすぐに住宅を訪問し、家主の協力を得て1台の携帯電話を回収することに成功しました。
その後、警察は、回収した携帯電話が盗難品であることを確認。他の端末の追跡機能の情報や防犯カメラの映像等を分析し、6月4日には家宅捜索に乗り出しています。家宅捜索の結果、若い男性2人組を発見し、容疑者として逮捕しています。
現地メディアCBSの動画では、犯人の顔写真や、犯行時の様子が公開されています。
Source:Loss Prevention Media via KTLA
Photo:San Bernardino PD/Twitter
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-299059/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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