メルセデス・ベンツ、自動運転に関してNVIDIAとのパートナーシップ締結を発表

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メルセデス・ベンツは2020年6月26日、自律走行車の実現に向けてNVIDIAとのパートナーシップを締結したと発表しました。

2024年の実用化を計画か

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今回のパートナーシップ締結により両社は、自律走行車の実現に向けてNVIDIA DRIVEプラットフォームを2024年以降に登場する全てのメルセデス・ベンツの車輌に搭載することを目指します。
 
メルセデス・ベンツは現地時間2020年6月19日、BMWと共同で取り組むと発表していた自律走行車の開発協力を、一時的に保留にすると発表していました。
 
メルセデス・ベンツの広報担当者は、「今回のNVIDIAとのパートナーシップ締結は、BMWとの開発協力を置き換えるものではない」とコメントしています。

メルセデス App Store展開の可能性も

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NVIDIAの自動車関連部門でシニア・ディレクターを務めるダニー・シャピロ氏は「将来的に、AクラスからSクラスまでの全ての車輌に、NVIDIAの人工知能(AI)コンピューターが搭載されるでしょう」とコメントしています。
 
同氏によれば、これらの車輌ではオーバー・ザ・エアー・アップデートが導入される可能性がある他、販売地域によってはサブスクリプションサービスの提供、メルセデス App Storeの提供も考えられるとのことです。
 
サブスクリプションサービスについてはBMWも、今後導入し範囲を拡大していく見通しだと、THE DRIVEが報じていました。
 
 
Source:Car and Driver, Daimler AG
(FT729)


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