株式会社ネオキャリアのグループ会社である株式会社ネオラボ(以下、ネオラボ)は、オンライン診療サービス「Calling for Telemedicine」の機能アップデートを発表した。
厳格な本人確認スキームを備えたオンライン診療サービス
「Calling for Telemedicine」は、ネオラボが手がける国産のWeb会議システム「Calling」から派生したオンライン診療サービスだ。診療をオンライン化し、患者や医療機関の負担軽減に貢献する。
同サービスの特徴は、厳格な本人確認スキームを備えていること。厚生労働省の基準に準拠した形で、患者に対しては被保険証の確認、医師に対しては医師免許の確認を行う。そのため、なりすましを防ぐことができ、患者は安心してオンライン診療を受けられる仕組みとなっている。
現在は新型コロナウイルスの流行により、院内の感染リスクなどが懸念されている。「Calling for Telemedicine」を使えば、そのようなリスクも軽減できるだろう。
アップデートでさらに使いやすく
今回の機能アップデートにより、前述の「Calling」における特徴的な機能が「Calling for Telemedicine」にも実装された。
たとえば画面・資料共有機能では、医師と患者が同じ画面を見ながらオンライン診療を行える。また、資料に書き込みができるホワイトボード機能も追加。オンライン診療特有の情報量の少なさを解消し、対面診療に近い形でのコミュニケーションを実現する。
ネオラボは今後、患者が受診しやすいシステム開発などに注力し、継続的なオンライン診療を支援するプラットフォームの確立を図る。アフターコロナの時代における通院の負担を軽減してくれるサービスとして、普及が進むことを願いたい。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/131013
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
Amazonベストセラー
Now loading...