VFD(蛍光表示管)を採用したアートクロック「Cool VFD Clock」が、クラウドファンディングサイトに登場した。発光色のカスタムも可能だ。
日本発の技術を活用
真空管内の蛍光体に電子をぶつけて発光させるVFDは、実は1966年に日本で開発された技術。電卓やビデオデッキ、自動車のメーターなどで利用された実績がある。
「Cool VFD Clock」では、旧ソ連にて製造されたVFD管( IV11)を6基採用。さらにPCB(基板)やコンデンサなどの部品が眺められるようなデザインが取り入れられている。
LEDはスカイブルー/パープル/イエロー/レッド/グリーン/ブルーの6色での発光が可能だ。さらに、10秒間隔で発光の強弱が繰り返す「ブリンク機能」も搭載されている。
温度表示も可能
VFD管では年/月/日のカレンダー表示が可能。さらに簡易機能ではあるが、小数点以下2桁までを表示できる温度計としても使える。
「Cool VFD Clock」のプロジェクトはすでに目標金額に到達しており、記事執筆時点では1万8000円の支援で入手が可能。製品は今年9月の出荷を予定している。帰宅後にレトロなVFD管の発光を眺めながら、一杯やるのも乙ではなかろうか。
文/塚本直樹
- Original:https://techable.jp/archives/130442
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:塚本直樹
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