Apple Watchを装着していたことで健康を取り戻した人達のインタビュー動画

Apple Watch Series 4 ECG 心電図

CNETが、Apple Watchを装着していたことで健康を取り戻した人達のインタビュー動画を公開しています。

ヘザー・ヘンダーショットさんの事例

カンザス州に住む、ヘザー・ヘンダーショットさんは、Apple Watchからの「心拍数が毎分120を超えている」という通知を確認しました。この状態は一晩中続いたため、ヘンダーショットさんは当初、「この通知は間違いだろう」と考えたとのことです。
 
翌日ヘンダーショットさんが救急外来を受診したところ、「甲状腺機能亢進症」と診断され医師はすぐにでもICUに入院するように伝えたようです。ヘンダーショットさんはその時になって初めて、自身の状態が深刻であることを認識したと話しています。
 
ヘンダーショットさんは心拍数を定期的にチェックする習慣も無かったことから、「Apple Watchを装着していなかったら自身の病状に気づくことはなかっただろうと語っています。

ジェイソン・ソーシエ氏の事例

フロリダ州に住むジェイソン・ソーシエ氏が経験したのは、Apple Watchの心電図アプリによる、心房細動の検出です。同氏は体調不良で数週間過ごしていましたが、ある時Apple Watchから今までに聞いたことのない警告音が聞こえたため確認したところ、それは心房細動の警告(心房細動に伴う異常心電図波形の警告)だったようです。
 
ソーシエ氏はそのまま出勤しましたが、勤務中に同僚から顔が青ざめているのを指摘され、救急外来を受診しその後、投薬治療を行うことになったそうです。
 
ソーシエ氏は現在回復していることを報告すると共に、「Apple Watchをこれからも一生、身につけ続けるでしょう」と報告しています。

転倒検知、緊急発信が役立った事例

CNETが公開した動画では他にも、Apple Watchの転倒検知機能が救命に貢献したトロウブ・オスファン氏のケース、交通事故にあった際の緊急発信をApple Watchで行うことが出来たケイシー・アンダーソンさんのケースも紹介されています。
 

ヘルスケア機能を他のデバイスにも拡大か

Appleが取得した特許情報から、将来的にAirPodsAppleメガネにもヘルスケア機能が搭載される可能性があると伝えられています。
 
日本でも、これらのデバイスのヘルスケア機能や、現在は利用できない専用アプリが有効化されることが期待されています
 
 
Source:CNET via AppleInsider, MSD
Photo:Apple
(FT729)


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