株式会社ヴァレントは、オンライン握手会サービス「RE:MEET LIVE(リミートライブ)」を2020年6月3日にリリース。ファンミーティングをオンライン化する同サービスは、ウイズコロナ時代の新たな体験の提供を目指している。
そしてこのたび、株式会社川崎フロンターレとともにスポーツ観戦における「リミートライブ」の効果検証のための実証実験を実施する。
新たなファンコミュニケーションを実現
同サービスは、スポーツ選手やタレント、アイドルなどのファンが、オンライン上で1対1で対面できる「密のないファンミーティング」を提供中。
大きな特徴として、スマートフォンにアプリのダウンロードやユーザー登録を必要としないWEBサービスだという点が挙げられる。事前に配布された専用チケットを利用し、対面している間の独占感や会話、ツーショットの写真撮影などを楽しめるという。
サービス提供にはライブハウスと同じような「箱貸し方式」を採用しており、安定した運営のためにサービス開始当初から株式会社クオラスやPeatix japan株式会社などをオフィシャルパートナーとしている。
選手とファンの1on1
今回の実証実験は、2020年8月8日に開催される2020明治安田生命J1リーグ第9節川崎フロンターレvs大分トリニータ戦にて川崎フロンターレの選手とファンの協力のもと実施。
ファンクラブを通じて配布した「リミートライブ」参加チケットを使い、試合開始前に選手とファンの1on1対面が実現する。内容としては、20秒程度の会話とツーショット写真撮影を予定。
ファンミーティング終了後に参加者にアンケートを実施し、同サービスの効果や大規模ユーザーアクセスでの稼働状態、イベント開催における新たなコミュニケーション文化の可能性を検証するというものだ。
同サービスは、東京・渋谷の共創施設「SHIBUYA QWS」が開催する、幅広い年齢や領域の⼈々が「問い」をテーマに交差交流したオンラインイベントに端を発し開発に着手したという。同実験を通じて、ウイズコロナ時代の新たなファンコミュニケーションの形を模索していくようだ。
- Original:https://techable.jp/archives/133617
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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