Google Assistantアプリがユーザーの検索履歴を使っておすすめをパーソナライズ

Google(グーグル)は、iOSおよびAndroid版Google Assistant(アシスタント)の “Snapshot”(スナップショット)機能を改訂する。同社は2年前の2018年に初めてGoogle Assistant Snapshotを公開し、予定、リマインダー、通勤時間、株価、荷物の追跡などのタイムリーな情報を表示することで、ユーザーが1日を把握できるようにした。今日(米国時間8月27日)同社はこの機能をもっと便利でパーソナルにする新機能を追加した。タスク、誕生日のプッシュ通知、その他ポッドキャスト、レストラン、レシピなど、ユーザーがやってみたいだろうとGoogleが考えたことのおすすめまでする。

後者の機能はユーザーデータを利用している。具体的には検索履歴で、Google Assistantで行った検索だけでなく、ほかのスマートデバイスで行ったものも含まれる。

画像クレジット:Google

このアップデートで、Google Assistantはユーザーが作りたいであろう料理のレシピや聞いてみたいポッドキャスト、近所のデリバリーを頼めるレストランなどをおすすめできるようになる。おすすめ内容は1日の間に変わることもある。例えば、夜には夕食のレシピが提案されるかもしれない。

さらにSnapshotは、大切な仕事の概要を画面のトップに表示するようになる。誰かの誕生日が近づくとプッシュ通知が送られてきて、電話、メッセージ、パーソナライズされたバースデーソングなど、次にとるべきさまざまな行動を推奨するカードか提示される。誕生日通知機能は英語圏地域から提供開始する、とGoogleは言っている。

Google Assitantアプリは、フライトやイベントの最新情報、請求書や締切日などの通知も送る。

Google Snapshot自身の機能も改訂され、時刻やユーザーのGoogle Assistantとのやりとりに応じて表示内容か変わるようになる。

たとえば午前中には、通勤時間やその日の天気、ニュースの見出しやTO-DOリストなどを表示する。午後になると、ユーザーの日頃の行動やGoogle Assitantアプリやスマートデバイスで検索した内容に合わせた情報に変わる。

さらにGoogleは、 “Hey Google, show me my day”と言ってSnapshotを見られるようにした。以前はGoogle Assistantアプリの左下のアイコンをタップして起動していた。この音声起動機能はデフォルト言語を “English”に設定しているユーザーで今日から有効になるが、Googleは今後数ヶ月のうちに他の言語でも音声対応する計画だ。

本アップデートは、iOSおよびAndroid版Google Assitantアプリで実施される。

画像クレジット:Google

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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