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今回比較するジャンルはこちら
コードレスクリーナー 6モデル
吸引力の性能が高いコードレスクリーナーは、数年前のモデルよりもコンパクトなサイズとなり、バッテリーも進化して長時間使えるようになっている。今回はメインのクリーナーとしても使える、吸引力がパワフルな各社のコードレスクリーナーを比較テスト。フローリングやカーペットで擬似ゴミを吸引した。カーペットに張り付いた人毛も吸引し、お手入れのしやすさなども注目。それぞれ特徴が異なるので、細かくチェックする。
こんな厳しいテストをしました!
POINT 1 フローリング
- フローリングにカラーサンドをまいた。注目したいのは、フローリングの溝に入り込んだ砂もとれているかどうか。ブラシの横幅分、残さずにとれているかもチェック。
POINT 2 カーペット
- カーペットにおがくずをまいて吸引。おがくずはカーペットに張り付いてとれにくい。吸引力だけでなく、回転するブラシの当たり方によって取れ方が変わる。
POINT 3 髪の毛
- 長髪の人毛を20本ほどまき、しっかりと押しつけて人毛がカーペットに張り付いた状態で吸引する。ヘッドはゆっくりと往復1回だけ動かして結果を見る。
POINT 4 壁際
- フローリングの壁際にペットのトイレ用砂をまいてテスト。このトイレ砂は、1粒は5mm程度。ゴミとしては大きいが、壁際に押し出さずに吸えるかどうか、チェック。
POINT 5 お手入れ
- ダストボックスの捨てやすさ、ブラシのお手入れのしやすさなどに注目。詰まると本来の性能を発揮できない場合があるので、簡単なものを選びたい。
POINT 6 使いやすさ
- 各モデルでは使いやすいポイントが異なる。独自機能を中心にチェック。実際にモノがある家庭で試し、先進性だけでなく、実用性があるものを評価している。
MODEL 2
ダイソン
Dyson V11
Absolute Extra
実勢価格:9万7900円
壁際もしっかりとれる
ダイソン デジタルモーター V11は、2つのディフューザーがモーターから出る空気の流れを整え、乱気流を低減し、吸引力が向上。3つ目が騒音を低減。これによりDyson V11は、前モデルのV10に比べ吸引力が25%アップ、運転音が11%静かになっている。また、昨年モデルより製品の全長が約7.8cm短くなり、操作性が向上。液晶ディスプレイには、選択中の吸引モードなどの稼働状況がリアルタイムに表示されるようになった。
SPEC
充電時間 | 3.5時間 |
本体質量 | 2.76kg |
本体寸法 | W1134×D250×H246mm |
最長連続運転時間 | エコモードが約40分/60分(クリーナーヘッド/非モーター駆動ツール装着時・以下同)、中モードが約20分/30分、強モードが約8分/5分 |
付属品 | ダイレクトドライブクリーナーヘッド、ミニモーターヘッド、LED隙間ノズル、コンビネーションノズル、専用充電ドック、収納用ブラケット |
01 フローリング
02 カーペット
03 髪の毛
04 壁際
05 お手入れ
06 使いやすさ
Result
大きなゴミも小さなゴミもぐんぐん吸う
音も静かで夜間の掃除もできる
一昔前までは「ダイソンの掃除機は音がうるさい」という印象だったが、V11は音が小さいので驚いた。今回試した中でも音の静かさはトップクラスで、夜間でも問題なく使用できる。フローリングの吸引力は申し分なく、他社のようにヘッドを往復しなくても、押すだけでしっかりゴミを取りきれるパワーがある。大小のゴミも同時に吸引でき、壁際の掃除も見事な結果となった。ただ、カーペット掃除に関してはヘッドを交換するのが少々面倒で、髪の毛などもからまりやすかった。お手入れもレバーのかたさなどが気になった。
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000128907/
- Source:デジモノステーション
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