株式会社TATERU(以下、タテル)とその子会社である株式会社Robot Home(以下、ロボットホーム)は、スマートなくらしが体験できる最新のIoTショールームをタテル本社にオープンした。
このショールームにはロボットホーム開発の「Residence kit」を導入し、スマートロックや学習リモコンなどスマートホームを実現するさまざまなIoT機器を展示。来場者にスマートな未来のくらしを体験してもらい、IoT機器の便利さや魅力を感じてもらおうというものだ。
なお、ショールームの見学は予約制で、受付開始は10月14日から。
あの製品も実際に体験できる!
同ショールームは、よりリアルな生活を演出すべく家具、家電などは生活に馴染むアイテムを選定し、昨今のリモートワークの浸透を踏まえ、作業スペースなども確保した間取りとなっている。
無機質ながら味わい深い素材と開放的な空間に「Residence kit」を導入することで、快適なスマートホームを実現したという。
同ショールームで体験できるのは、入居者専用アプリから解錠できる「kit HOME ENTRANCE」のほか、カードキーとテンキーの2種類の解除方法があるスマートロック、スマートライト、窓の開閉を知らせるセンサー、リモコン機能をアプリに集約する学習リモコン、センサーカメラ、IoT機器と連携した各種家電の操作など。
現時点で認知度の高いものからそうでないものまで、未来のくらしを形づくる製品が目白押しといった印象だ。
「Residence kit」、拡大中!
このショールームにも導入されている、スマートなくらしを可能にする「Residence kit」とは何か? 一言でいうなら「誰でも手軽にIoTの賃貸住宅を提供(利用)できるIoTサービス」となるだろう。
ロボットホームは、タテルのIT部門とともに実証実験や開発を重ね、賃貸住宅向けIoTサービスの拡充を図ってきた。その結果が「Residence kit」だ。
同サービスを導入した賃貸物件では、入居者は専用アプリを活用し、生活の利便性と安全性を高めることが可能となる。また、不動産オーナーには、不動産経営を自動化させるSaaSモデルの賃貸管理サービス「Residence kit for Owner」を提供中だ。ちなみに、ウェブカメラと連動した管理会社サービスは国内初とのこと(2020年7月1日時点)。
そして管理会社用RPAツールとして「Residence kit for PM」も提供中。このように、入居者・オーナー・管理会社3者に対し「Residence kit」を提供することで利便性の高いハイグレードなセキュリティIoT賃貸住宅を実現している。
ロボットホームは2020年9月に、株式会社プロスペクトの子会社であるキーノート株式会社(2020年10月1日付で株式会社グローベルスに社名変更)と業務提携を締結。これにより、今後グローベルスが開発する集合住宅や戸建住宅に「Residence kit」が導入されることになるという。
近い将来、スマートホームの賃貸住宅が増えてきそうな気がする。
PR TIMES(ショールーム)
PR TIMES(Residence kit for Owner)
PR TIMES(キーノートとの業務提携)
- Original:https://techable.jp/archives/139537
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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