日本調剤、ドローンを用いた離島への医薬品配送の実証実験に参画!

約3,000名の薬剤師を有し、全国で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社は、愛知県で実施されるドローンを活用した離島への医薬品配送の飛行実験に参画すると発表。

同実験は、愛知県の「無人飛行ロボット社会実装推進事業」の一環であり、名鉄グループドローン共同事業体がJA愛知厚生連知多厚生病院のオンライン診療・オンライン服薬指導と連動して実施するものだ。

なお、報道機関向け公開実験は2020年11月12日午前9時30分からを予定している。

愛知県との連携

同社は、2019年2月に知多厚生病院との連携による遠隔服薬指導を実施し、同年9月にはJA愛知厚生連足助病院と連携し遠隔服薬指導を行う許可を取得するなど、愛知県との連携を図ってきた。

愛知県は内閣府の未来技術社会実装事業「『産業首都あいち』が生み出す近未来技術集積・社会実装プロジェクト」を推進中で、その一環として2019年度から「無人飛行ロボット社会実装推進事業」に取り組んでいる。

同社は知多厚生病院とともに、無人飛行ロボットの社会実装を目指し、離島における遠隔服薬指導の実証実験を重ねてきた。そしてこのたびも、非対面方式による一気通貫のオンライン診療・オンライン服薬指導の体制構築に向け、さまざまな角度から検証を試みる。

一気通貫のオンライン医療を検証

同実験で用いられるドローンは、株式会社プロドローンが提供する無人飛行ドローン。

美浜町河和港から篠島北部までの全長約14kmの海上をLTE通信を使用した飛行レベル3(無人地域での補助者無し目視外飛行)で医薬品を配送する。

今回は、ドローンでの医薬品配送時のスピード感、運用コスト、温度管理などの安全性にくわえ、ヘリコプター(有人機)とドローン(無人機)の運航管理システムを連携した空域管理の正確性が検証される見込みだ。

そして、大きな目的である、オンライン診療とオンライン服薬指導、医薬品配送までを一気通貫して非対面式で行う流れを検証するとのこと。

PR TIMES
PR TIMES(愛知県での実証認可取得)


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