株式会社ambrは、2020年5月より仮想世界「ambr」のオープンアクセス(β)を開始した。「ambr」はアバターとなって集まった人たちが自由にコミュニケーションできる世界で、なかには、六本木のスタンディングバー「awabar」のVR店舗「awabar.vr」など、リアル世界の施設とのコラボレーションした空間も存在する。
このたび同社は、「ambr」のバーチャル基盤システムを活⽤し新たにバーチャル展⽰会ソリューションを開発。今後のビジネスイベントのDXを加速させるサービスとなりそうだ。
第1弾として、2020年10月26日~11月6日の期間で開催中のロシアNIS貿易会(ROTOBO)による美容系バーチャルイベント「Beauty Fair Japan 2020 on the Web」へ提供している。
多機能かつ柔軟なVR空間
新型コロナウイルスの影響でさまざまなイベントのオンライン化が進むなか、バーチャル展示会ソリューションはパソコンやVRデバイス(HTC Vive・Oculus Rift/Rift S)から参加できるVR空間上の展示会として新たな展示会のあり方を提案していく。
同サービスを活用した展示会では、紹介動画の再⽣や商品説明の表示、自社サイトとのウェブ連携といった機能にくわえ、参加者のエンゲージメントを高めるイベント専⽤アバターやバーチャルならではの演出・アトラクションなども用意できるとのこと。
1社単独の展示会から複数社合同の展示会まであらゆる規模での展示会が開催できるのもポイントだ。
美容系VR展示会に提供中
同サービスは現在、世界最大のバーチャルイベント「バーチャルマーケット」を手がける株式会社HIKKYがイベント設計・開発・制作を担った美容系バーチャルイベント「Beauty Fair Japan 2020 on the Web」で活用されている。
同イベントは、日本化粧品・美容関連製品のロシア市場での販路拡大と関連日本企業のロシア進出を目的として、経済産業省の助成のもとROTOBOが主催するバーチャルイベントだ。
対応OSはWindows、MacOS、iPhone、Android。
株式会社三幸グローバルや株式会社ナンバースリーなど日本企業26社が出展し、化粧品や美顔器、ボディケア製品、ヘアケア製品など幅広い製品を紹介している。また、新型コロナウイルス感染防止対策製品だけを集めた展示スタンド設置。各スタンドをまわりこれらの商品情報や企業情報、PR映像などを見ることができる。
なお、オンラインでの商談や問い合わせも可能とのこと。
PR TIMES(バーチャル展示会ソリューション)
PR TIMES(Beauty Fair Japan 2020 on the Web)
- Original:https://techable.jp/archives/141120
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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