サブブランド満足度、UQ mobileがY!mobileを上回る〜MMD研究所調査

Y!mobile UQ mobile ロゴ
 
キャリアサブブランド(Y!mobileUQ mobile)利用者の満足度調査の結果をMMD研究所が公表しました。満足度を左右する重視ポイントは「月額料金の安さ」が66.3%で最多で、満足度と推奨度はともにUQ mobileがY!mobileを上回りました。

サブブランド利用者600人に調査

MMD研究所は11月11日、キャリアサブブランドを利用している15歳〜69歳の男女を対象とした「2020年11月キャリアサブブランドの満足度調査」の結果を公表しました。
 
調査は2020年10月16日~10月18日に実施されており、先に結果を公表した「2020年11月通信サービスの利用動向調査」で、利用している通信事業者として、Y!mobileもしくはUQ mobileを選択した各300人から有効回答を得ています。
 
調査は、 20GBの高速データ通信が手頃な料金で使える新料金プランとして、Y!mobileが「シンプル20」、UQ mobileが「スマホプランV」を発表した10月28日よりも前に実施されています。

最も重視するのは「月額料金の安さ」で66.3%

サブブランド利用者が、利用している通信事業者の満足度を判断する際に最も重視している点は、「月額料金の安さ」が66.3%で他を大きく引き離してトップでした。
 
以下「料金プランの分かりやすさ」7.0%、「データ通信速度」6.0%、「料金プランの豊富さ」5.7%などと続いています。
 
MMD研究所 「2020年11月キャリアサブブランドの満足度調査」
 
利用しているサービス別の傾向は、Y!mobile、UQ mobileとも「月額料金の安さ」が66.3%でトップで同じですが、2位以下の傾向で違いがみられます。
 
Y!mobileは「料金プランの分かりやすさ」9.3%、「料金プランの豊富さ」5.7%と続くのに対して、UQ mobileは「データ通信速度」8.0%、「料金プランの豊富さ」5.7%と、大きな差ではありませんが、Y!mobileのほうが料金プランを重視するユーザーが多い傾向がうかがえます。
 
MMD研究所 「2020年11月キャリアサブブランドの満足度調査」
 
この傾向を、4大キャリア利用者を対象とした調査結果と比較すると、サブブランド利用者では「月額料金の安さ」を重視する傾向がより強いことがわかります。

満足度は部門別、総合ともにUQ mobileの勝利

調査では、利用しているサブブランドの満足度を、「料金部門」「サービス部門」「通信品質部門」「顧客サポート部門」の4部門について聞き、ウエイトをかけて集計しています。調査項目と内訳は以下のとおりです。
 

  • 料金部門」:月額料金の安さ、料金プランの分かりやすさ、オプションプランのお得さ
  • サービス部門」:提供端末の豊富さ、料金プランの豊富さ、オプションプランの豊富さ
  • 通信品質部門」:データ通信速度、データ通信の繋がりやすさ、通信時のセキュリティの信頼性
  • 顧客サポート部門」:サービスに関する情報の豊富さ、契約・解約の手続きのしやすさ、カスタマーサポート対応の良さ

 
各部門の満足度(1,500点満点)、総合満足度(1,000点満点)ともにUQ mobileがY!mobileを上回る結果となりました。
 
MMD研究所 「2020年11月キャリアサブブランドの満足度調査」
 

推奨度は両社とも4大キャリアを上回る

調査では、サブブランドの利用者に、家族や友人に勧めたいかを10点満点で評価してもらった結果をもとに、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を算出しています。
 
評価をもとに、以下のように分類し、推奨者の構成比から批判者の構成比を引いた数字をNPSとしています。
 

  • 9点〜10点:推奨者
  • 7点〜8点:中立者
  • 0点〜6点:批判者

 
全体では、推奨者から批判者を引いたNPSは-23.6でした。サービス別のNPSは、「UQ mobile」が-16.6、「Y!mobile」は-30.6と、UQ mobileのNPSがY!mobileを上回りました。
 
MMD研究所 「2020年11月キャリアサブブランドの満足度調査」
 
サブブランドのNPSは、4大キャリア全体のNPS(-40.0)、各キャリア別のNPSと比較してもいずれも高い傾向がみられます。
 
 
Source:MMD研究所
(hato)


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