2020年第3四半期(7月〜9月)の西欧スマートフォン市場において、Huaweiが大きくシェアを落とす一方、Apple、Xiaomi、Oppoがシェアを拡大したことが、調査会社IDCの調べで明らかになりました。
西欧スマホ出荷台数は前年同期比6.5%減に
IDCによれば、2020年7月〜9月の西欧スマートフォン市場は引き続き新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、出荷台数が前年同期比6.5%減の2,880万台となりました。
外出禁止や入店規制などは一時期より緩和されたものの、経済は回復していません。消費者のスマホに対する支出額はやや戻りましたが、企業向けスマホ売上は対前年同期比で11.5%減少しました。これは企業がスマホよりもノートPC購入へとリソースを振り向けているためです。
iPhone SEとiPhone11 Proが好調だったApple
スマホベンダー別出荷台数では、明暗がはっきり分かれる形となりました。Apple、Xiaomi、Oppoが第3四半期に出荷台数を伸ばした一方で、Samsungと、米国の規制対象となっているHuaweiは出荷台数を減らしています。
IDCはAppleについて、iPhone SE(第2世代)とiPhone11 Proの売上が好調だったと記しています。同社によればこの第3四半期、西欧市場において、iPhone SE(第2世代)とiPhone11 Proは最も売れたスマートフォンだったとのことです。
一方、米政府から厳しく規制されているHuaweiが落としたシェアを、XiaomiとOppoが獲得しています。Xiaomiは西欧市場において初めて3位まで上り詰めました。
5Gスマホのシェアは10.4%に
なお同四半期における5G対応スマホの出荷台数は300万台に達し、前四半期からは123.1%増となりました。スマホ全体に占めるシェアは10.4%でした。
Source:IDC
Photo:Apple
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-331076/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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