米国東部のミズーリ州で、iPhoneの個人売買を装った強盗事件が発生しました。米国では個人売買を装って被害者を呼び出す手口の強盗事件が散発的に発生しています。
iPhoneを売却するつもりが強盗被害に
現地メディアLeader Publicationsは現地時間11月25日、ミズーリ州アーノルド市のヒルズボロにおいて、10代女性がiPhone強盗の被害に遭う事件が発生したと報じています。
Leader Publicationsの報道によると、事件は現地時間11月7日の午後4時15分頃に発生しています。
被害者となった17歳の女性は、iPhone11の売却を考え、Facebookを利用して売り手を探していたところ、900ドル(約94,000円)で買うという人を見つけました。
売り手との待ちあわせのため、レストランの駐車場を訪れたところ、4名の男性に囲まれてしまい、男の1人から銃を持っていると示唆され、身動きがとれなくなってしまいました。
犯人は売買予定のiPhone11を強奪し、そのまま灰色のピックアップトラックで逃走しました。報道時点では犯人は未だ捕まっておらず、被害者のiPhone11も発見されていない模様です。
現地警察の担当者は「インターネットで知り会った人と直接会って物を売買する時は、警察署の前で取引をした方が良い」とコメントしています。
米国では個人売買を装ったiPhone強盗が散発
米国では、現地時間11月19日にも、オハイオ州で個人売買を装って被害者を呼び出し、iPhoneの代わりに石を売りつける事件が発生する等、iPhoneをターゲットにした犯罪が散発的に発生しています。
iPhone12シリーズが発表されたことで買い替え需要が高まっており、個人間取引でiPhoneを売買しようと考える人が増えていることも一因と言えそうです。
また記事執筆時点で、iPhone11は最も高い256GBモデルでも新品が80,800円(税別)で販売されており、今回のミズーリ州の事件のように、中古のiPhone11に900ドルという異常に好条件のオファーは警戒すべきと思われます。
Source:Leader Publications, Apple
Photo:アーノルド市警
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-331804/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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