データサイエンスコンペティションを中心としたプラットフォーム「Nishika」を運営するNishika株式会社は、新たなコンペティション「クラシック音楽の作曲家分類」を今月2日に開始。賞金総額は16万円で、締切日は来年2月10日となっている。
コンペティションの概要
今回のコンペティションにおけるタスクは、音声解析によってクラシック音楽の作曲家を分類するというものだ。バッハやベートーベンなど15人の作曲家による400以上の楽曲データが用意され、参加者は「楽曲が誰によって作曲されたものなのか」を判別可能な判別器の開発に取り組む。
3位入賞者までに賞金が用意されており、1位の賞金額は8万円。そのほか、コンペティション活性化に対して最も貢献度の高い投稿を行った参加者には、1万円の賞金が与えられる。ファイルの提出期限は来年2月10日の14時59分まで(日本時間)。エントリーは、Webサイト上で受け付ける。
今回で7回目のコンペティション開催に
「データサイエンスコンペティション」は、AIやビッグデータの解析モデルをオープンイノベーション方式で開発する仕組み。アメリカや中国では、AI開発の新たな手法として普及しているという。
Nishika株式会社は、リコメンドエンジンの開発や株価予測など、さまざまなデータサイエンスコンペティションの開催実績を持つ。これまで1,500人以上のデータサイエンティストが国内外から参加しており、今回で7回目のコンペティション開催になるとのこと。
今回のコンペティションにおける取り組みが、音楽の新たな楽しみ方につながることを期待したい。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/144784
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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