重いものを我慢して持ち歩いたり、うっかり置き忘れてしまったり……「荷物」というとそんなネガティブなシーンを思い浮かべないだろうか。しかし、これからは荷物は「持ち歩くもの」から、「自走するもの」に変わっていきそうだ。
自動追尾システムを搭載したキャリーケースが、アメリカのクラウドファンディング「Indiegogo」にて1億4千万円を売り上げた。その商品が、「Makuake」にて12月7日より販売を開始。
AIアルゴリズムと高性能センサーで持ち主を自動追尾・自走
「スマートキャリーケース」は高度なAIアルゴリズムと高性能センサーで自律走行する。
安全で正確な追尾機能を実現するために、超音波誘導を使用して障害物を検出し、周囲の物体の動きと位置を検知しながら走行。また、持ち主と8メートル以上離れるとアラームが鳴るので、置き忘れや盗難を防いでくれる。
さらに自走機能を搭載し、キャリーケース本体に騎乗して移動することも可能にした。時速10km以下の速度で多少の段差や凸凹道も難なく走行できる。
本体には足を乗せるフットサポートも収納されており、ワンタッチで出し入れが可能。楽に乗ることができるようにちょっとした工夫も施されている。
安全性・多機能性を追求
他にも指紋認証によるロックシステムや、TSA(米国運輸保安庁)承認バッテリーを搭載。バッテリーはワンタッチで取り外しできて飛行機の預け荷物にも対応。USBポートが付いているので、外出先でデバイスのバッテリーチャージができて便利だ。サイズもコンパクトにしているため、通常のスーツケースとほぼ変わらない容量を確保している。
この「スマートキャリーケース」は現在、早割35%割引適用で10万3,500円にて2020年12月30日まで購入が可能。配送は2021年2月末を予定している。
- Original:https://techable.jp/archives/144508
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:iwabuchi
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