次世代バッテリー技術ともいわれる、「グラフェン」バッテリーを搭載した初の5Gスマホを、米企業Appearが2021年3月にリリースすると発表しました。
次世代バッテリーとして期待
Appearのプレスリリースによれば、同社が3月に発売見込みのグラフェンバッテリー搭載5Gスマホにはすでに多くの注文が入っており、売上台数は100万台に上る見通しであるとのことです。
2004年にイギリスのマンチェスター大学で発見されたグラフェンは、炭素原子が六角形構造に並んでいるシート状の物質で、軽くて薄く、強靭かつ柔軟性に優れており、高伝導率で透明なのが特徴です。リチウムバッテリーよりも寿命が長く、容量が大きく、充電が速いため、次世代のバッテリー技術として注目を集めています。
グラフェンバッテリー市場は、2022年には1億1,500万ドル(約130億円)に達すると2018年の時点で予測されています。
生産はFoxconnに委託
Appearはグラフェンバッテリー搭載スマホの生産をFoxconnインドに委託しており、Qualcomm製のプロセッサが搭載される見通しです。
Appearは70を超える販売業者と提携しており、全世界的に販売される見込みです。
Source:Appear via Wired
Photo:Appear
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-339606/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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