一部M1 Macでスクリーンセーバーから復帰できないバグが発生

M1 MacBook Pro Air
 
M1搭載Macで「ファストユーザスイッチ」の問題と思われるバグが発生しています。

スクリーンセーバーが勝手に起動

M1搭載Macで、スクリーンセーバーが自動的に起動し、消去できなくなるバグが発生しているとの報告が相次いでいます。
 
macOS Big Surでは、ファストユーザスイッチを「オン」にすると、現在使用中のユーザがアカウントからログアウトしなくても、別のユーザアカウントへと切り替えることが可能です。
 
ところがAppleコミュニティ・フォーラムや米メディアMacRumorsのフォーラムおよびRedditに、このファストユーザスイッチをオンにした状態でアカウント切り替えを行うと、スクリーンセーバーが突如表示され、マウスポインタ以外は表示されない状態に陥ってしまうとの報告が数多く寄せられています。

macOS Big Sur搭載のM1 Macで発生

この状態になったら、M1 MacBook AirおよびMacBook Proの場合はふたを閉じて再度開くか、電源/Touch IDキーを押す、またはOption-Command-Qキーでログイン画面に戻るしかありません。
 
投稿によると、最新のmacOS Big Sur 11.1を含むすべてのmacOC Big Surバージョンを搭載したM1 Macで問題が発生しています。

ファストユーザスイッチをオフにしておく

現時点で問題を防ぐ一番簡単な方法は、ファストユーザスイッチをオンにしないことしかないようです。この機能はデフォルトではオフになっています。
 
ちなみにファストユーザスイッチをオンにする手順は次のとおりです。
 

  1. Macでアップルメニュー >「システム環境設定」と選択して「ユーザとグループ」をクリックし、「ログインオプション」をクリックします。
  2.  

     

  3. 左下のロックがロックされている場合、クリックして環境設定パネルのロックを解除します。
  4. 「ファストユーザスイッチメニュー 表示: 」を選択し、メニューバー内でのファストユーザスイッチメニューの見せかたを選択します。

 
次のmacOSアップデートで解決されることを期待します。

 
 
Source:MacRumors,Apple
(lunatic)


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