初代iPadのプロトタイプが立て続けに公開されています。2010年1月に初代iPadが公開されてから11年が経ちますが、スペックやラインナップは大きく変化しました。しかし、基本的なデザインは現在のiPadにも引き継がれています。
製品とほぼ見分けがつかない
今回新たに公開されたiPadは、発売前にAppleが試作品として製造していたもの(プロトタイプ)です。所有しているのはApple製品のプロトタイプを収集しているDongle氏(@DongleBookPro)で、他にもプロトタイプのiPadを公開しています。
実際に発売された第1世代のiPadとほぼ見分けはつきませんが、背面にはしっかりとプロトタイプであることを示す「PT499049」の文字が確認できます。Appleのロゴにシールの跡があるのは、発売前のリークを回避しようとしてのものでしょうか。上部の黒い蓋のような樹脂カバー(アンテナ)は、Wi-Fi+3Gモデルを示す証です(不評だったこのデザインは2016年のiPad Proでようやく廃止されました)。
Another Prototype 1st Gen iPad
This one contains all markings like the others but unfortunately is missing all its stickers. Additionally it has been restored to production iOS 5.1.1
This is quite common for any Prototypes A4-A6 pic.twitter.com/Gm6EYGup6T
— Dongle (@DongleBookPro) January 24, 2021
初代iPadは48,800円〜で2010年4月に発売され、発売初日に30万台、半年で750万台の売上を記録しました。
スマートフォンすら所有していない消費者が多かった時代、当時とすれば画期的な売れ行きでしたが、Appleは10年後の2020年に5,000万台以上のiPadを出荷したとされています。
Source:Twitter-DongleBookPro
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-343210/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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