株式会社ベクトルの子会社である株式会社スマートメディアは、株式会社セブンセンスと業務提携し、最先端のドローンテクノロジーを活用した空の広告・エンターテイメントをプロデュースする。
ベクトルのドローンパイロットプロダクション機能やセブンセンスのデジタルクリエイティブを組みあわせ、より高次元でのエンターテイメント・コンテンツを創出すべく、スマートメディアが全体プロデュースを担う。そして全く新しい企業マーケティングの仕組みとして提供していく構えだ。
夜空に浮かぶ広告!
同サービスでは、LEDライトを搭載した多数のドローンを制御し、夜空に企業・ブランドロゴやイメージキャラクター、商品デザインなどを映し出す。そのスケールやエンターテインメント性は従来の企業マーケティングの演出とは一線を画すものとなるだろう。
また、その演出を別機体のドローンから空中撮影した動画をコンテンツ化し、ベクトルグループのPR力を活かして各種メディアやインフルエンサーのSNSなどで拡散するなど、企画から話題化までを総合的にプロデュースしていく。
従来、このようなスケールやエンターテインメント性をもったイベントには、大型造作物の制作など多額の費用がかかっていたが、同サービスを活用することで大幅なコスト削減が可能となるという。また、大型制作物の撤去・破棄が不要なため、環境に優しいイベントとして展開することができるとのことだ。
なお、クリエイティブ事例として、シンガポールでのカウントダウンイベント「STAR ISLAND」の動画がYouTubeにて公開されている。
「空」をデジタルメディアのひとつに
ベクトルは、5Gにより高速化したインターネット通信速度やXRにより発展した表現技術、進化したドローンデバイスなどの最先端技術が広告分野への応用が拡大していることを受け、「空」がデジタルメディアのひとつとなり得る可能性に着目。
そのなかでもドローンが生み出すコンテンツ価値の高さに注目し、ドローンの性能を最大限引き出すドローンパイロットのネットワーキングと育成に注力してきた。
このたびグローバルな市場で豊富な実績を持つセブンセンスとの協働により、優秀なドローンパイロットとデジタルクリエイティブを組みあわせて高次元な広告・エンターテイメントを創出し、スマートメディアのプロデュースにより包括的なサービスを実現していくとのことだ。
- Original:https://techable.jp/archives/146951
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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