キャッシュレス決済連動の栄養管理アプリ「SIRU+」(シルタス。Android版、iOS版)を運営するシルタスは2月18日、第三者割当増資による約5億円の資金調達を発表した。
引受先は、ギフティ、テックアクセル1号投資事業有限責任組合(合同会社テックアクセルベンチャーズ)、シティクリエイションホールディングス、インテージの計4社。
調達した資金により、SIRU+のサービス拡大、小売業へのDX支援サービス拡大にあて、以下の取り組みを推進する。
- 連携スーパーの拡大:買い物客はひとつの店舗で買い物をするわけではないので、SIRU+が使えるスーパーやコンビニエンスストアを増やす必要がある。アプリ導入済みスーパーとの実証実験で得た知見をもとに、連携スーパーを拡大する
- SIRU+ならびにSIRU+Bizの改善:SIRU+データを活用して、小売業や食品メーカー向けに買い物客の健康ニーズを分析するツール「SIRU+ Biz」を2020年11月にリリース。SIRU+ならびにSIRU+Bizの機能を改善し、利用者ならびに利用企業の増加を狙う
- 外部サービスへの拡張:ECやサイネージ、スマートカートなどと連携することで、決済前に自分の栄養状態を見ながら買い物ができる環境を構築
SIRU+はキャッシュレス決済と連動して買い物データを自動で栄養分析し、栄養バランスが整う食材やレシピを提案するスマホアプリ。日常生活の一部である買い物から健康的な食生活を目指す「頑張らないヘルスケアアプリ」という。
SIRU+を繰り返し利用すると、ユーザーの食の好みを機械学習し、個人の食生活に合わせて最適な買い物を提案するようになる。2020年4月に食材入力機能を追加しており、対象スーパー以外で購入した食品なども登録できるようになった。
関連記事
・ICC KYOTO 2019スタートアップ・カタパルト優勝はファストドクター
・スーパーの買い物情報から不足栄養素をスマホが指摘、神戸市内のダイエーで実証実験
カテゴリー:ヘルステック
タグ:アプリ / モバイルアプリ(用語)、機械学習 / ML(用語)、資金調達(用語)、シルタス(企業)、SIRU+(製品・サービス)、ヘルスケア、日本(国・地域)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/02/18/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%82%B9%E6%B1%BA%E6%B8%88%E3%81%8B%E3%82%89%E6%A0%84%E9%A4%8A%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Takashi Higa
Amazonベストセラー
Now loading...