XTechグループにおいて、飲食店と卸売業者向けの受発注サービス「クロスオーダー」を手がけるクロスマートは2月22日、シリーズAラウンドにおいて総額2億7000万円の資金調達を発表した。引受先は、ギフティ、SBIインベストメント、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル。また資金調達と同時に、ギフティ代表取締役の鈴木達哉氏が社外取締役に就任した。
調達した資金により、クロスオーダーの営業強化、食品メーカーが飲食店にオンライン販促できる「クロスオーダー販促」の提供を開始する。各種採用も強化を行う。
2019年11月にサービス開始したクロスオーダーは、これまでFAXや電話が主流だった卸売業者の受注業務の効率化を実現するサービス。サービス開始から約1年で7万件を超える受発注のデジタル化に貢献しているという。
またeギフトフォーム事業を展開するギフティからの出資の下、クロスオーダー販促を開始する。これまでメーカーが対面で行ってきた飲食店に対する営業・販促が、クロスオーダー上で行えるようになるという。コロナ禍での新たな営業手法として注目され、すでに大手食品メーカーが利用を開始しているそうだ。
関連記事
・FAX受注を自動でデータ化、食材受発注サービス「クロスオーダー」に新機能
・食材の発注をLINEで簡単に、飲食店と卸売業者間の受発注を効率化する 「クロスオーダー」公開
・飲食店の仕入れコストを減らすクロスマートが1.2億円調達、リリース半年弱で250店舗が導入
カテゴリー:フードテック
タグ:クロスオーダー(製品・サービス)、XTech / クロステック(企業)、クロスマート(企業)、資金調達(用語)、日本(国・地域)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/02/22/xmart-fundraising-2/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Takashi Higa
Amazonベストセラー
Now loading...