チームラボが展開する「チームラボボーダレス」と「チームラボプラネッツ」が3月~4月にかけて春を感じる空間へと変わる。
「チームラボボーダレス」の作品
東京・お台場にある「チームラボボーダレス」は、境界のない世界が1年を通して移ろい、季節とともに変化する作品を体験することができる「地図のないミュージアム」。今回ここに登場する作品を簡単に紹介しよう。
『呼応するランプの森 – ワンストローク、桜』は、ランダムに配置されたランプが人の存在によって桜色に輝く空間だ。人に最も近いランプが強く輝き音色を響かせると、そのランプに最も近い2つのランプに光と音を伝播する。伝播した光と音はまた次のランプへと伝わり、すべてのランプを1度ずつ通り1番はじめに反応したランプへと戻ってくるという。
一見ランダムに見える配置は、それぞれのランプから3次元上で最も距離が近いランプに線を引いたときに、一筆書きできる1本のつながった線になるように計算されたもののようだ。なお、同じ仕組みで5色の光を発する『呼応するランプの森 – ワンストローク、春の野山』もある。
『増殖する無量の生命 – A Whole Year per Year』は、チームラボではおなじみの「一度しか見れない映像」を映し出す空間。10万本まで増殖した巨大な花に人が触ると、花の方から倒れかかるように折れ曲がり、朽ちていき、そしてまた新しい花々が生まれるというものだ。3月~4月に咲く菜の花と4月に咲く牡丹を楽しむことができる。
そのほか、3月の梅や4月の芍薬、器の中の茶に咲き続ける花々、凍結された茶に反応して生い茂る茶の木なども二度と複製されないリアルタイムな映像で見られるとのこと。
「チームラボプラネッツ」の作品
一方、東京・豊洲「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、「Body Immersive」というコンセプトの巨大な作品にはだしで入り込み、身体ごと没入する「水に入るミュージアム」を展開中。今回ここには、2021年3月6日~4月30日限定で巨大なドーム空間いっぱい桜が咲き、その花びらが水面に舞い散る空間が出現する。
圧倒的没入感を生む『Floating in the Falling Universe of Flowers』では、時間とともに刻々と変化しながら咲く桜のなかに、自分のスマートフォンで選択した蝶を放つことができるという。
また、人が水の中を歩く作品『人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング – Infinity』では、人が水面を泳ぐ鯉にぶつかると桜となって散っていく。
なお、これら「チームラボプラネッツ」の作品も、2度と同じ景色はみられないものとなっているようだ。
PR TIMES(チームラボボーダレス)
PR TIMES(チームラボプラネッツ)
- Original:https://techable.jp/archives/149518
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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