Appleが開発しているとされる「Apple Car」に関する新たな特許が取得されました。自動車の室内灯をスマート化し、よりユーザーフレンドリーに動作させる内容となっています。
乗員が何を必要としているかを自動的に判断
Appleが米国特許商標庁(USPTO)にて取得した特許によると、この技術は、自動車に乗っている人が任意の瞬間に何を必要としているかを自動的に判断して、灯りをつけるというものです。
従来の室内灯は、乗員がスイッチやボタンを使って制御する必要があります。
これに対して特許技術では、センサーとカメラを組み合わせることで、乗員が何をしようとしているかを判断し、それに応じて室内灯を自動的にオン/オフします。
さらに、車内をゾーンに分けて室内灯を複数設置し、必要な個所を必要なときに自動的に点灯することも可能です。
従来の室内灯は、たとえば足元に落ちたものを拾おうとしたときには、自分の体が影を作り、見づらいこともあります。
足元に室内灯があって、乗員が足元のものを拾おうとしていることが検出できれば、その室内灯を自動的に点灯することで落し物が見つけやすくなることでしょう。
目的地についたら起こしてくれる機能も
Apple Carが目指している自動運転車では、乗員は目的地を設定したら到着まで寝ていることも可能です。
この特許では、車が目的地に近づくと、乗員を起こすために室内灯を自動的に、かつ徐々に点灯させるという内容も含まれています。
もちろん、Siriによる制御も可能です。
Source:USPTO via 9to5Mac
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-352810/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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