アップルのWWDC 2021は6月7日に開催、今年もオンラインのみ

Apple(アップル)は米国時間3月30日の朝、2年目となる完全にバーチャルな形式でのイベント開催を発表した。同社は2020年、新型コロナウイルスの影響で対面式のイベントを中止し、初めてオンラインのみでのイベント開催を実施した。世界の多くの地域ではワクチンの導入が始まっているが、オフラインイベントが復活するかどうかはまだわからない。なお、2021年のイベントは6月7日から11日まで開催される。

「私たちは、WWDC 21が史上最大かつ最高のイベントになるよう努めており、Appleの開発者のみなさんが私たちの生活、仕事、遊びを変えるアプリケーションを作り出すのを支援するために、新しいツールを提供できることをとてもうれしく思います」と、Appleのワールドワイドデベロッパリレーションズ、エンタープライズおよびエデュケーションマーケティング担当バイスプレジデントであるSusan Prescott(スーザン・プレスコット)氏はリリースで述べている。

オンライン形式には確かに利点がある。特に、アクセシビリティは最重要課題だ。Appleは2020年のイベント展示会が「過去最大」だったと述べており、今回も世界中から約2800万人の開発者が参加すると予想している。同社はSouth Bayのホテルに泊まる必要がないことはもちろん、移動に対応する必要がなく、すべての資格のある開発者が無料でイベントに参加できるとしている。

このイベントはAppleのさまざまなオペレーティングシステム(OS)にまたがり、iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSの新バージョンが発表される。2020年はMacが第一世代のAppleシリコンに移行するという、待ちに待った大きな話題があった。ハードウェア関連の予測は難しいが、なんらかのサプライズがある可能性もある。

大規模なキーノートや開発者をテーマにした1週間分のプログラミングに加えて、Appleは若いコーダーに焦点を当てたコンテスト「Swift Student Challenge」などのイベントを開催する。また、ここ数年オフラインイベントを開催しているサンノゼに拠点を置く教育イニシアチブであるSJ Aspiresに、100万ドル(約11億円)を寄付するとAppleは述べている。

カテゴリー:イベント情報
タグ:AppleWWDC

画像クレジット:Apple

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(文:Brian Heater、翻訳:塚本直樹 / Twitter


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