Appleは現地時間の3月31日、「California Flats」という名称の電力貯蔵施設を米カリフォルニア州に建設中であると発表しましたが、この施設にはTeslaの産業用蓄電システム“Megapack”が使用される見通しである、と米メディアThe Vergeが伝えています。
85基のMegapackの設置を計画
The Vergeが発見した昨年モントレー郡監理委員会に提出された資料によれば、現在建設中のAppleのソーラーファーム「California Flats」には、85基のTesla“Megapack”の設置が計画されているとのことです。
Appleは3月31日のプレスリリースの中で、施設は業界屈指の電力グリッド規模を誇り、7,000世帯以上に供給する1日分の電力量としても十分な240メガワット時のエネルギー貯蔵能力がある、と発表しています。
Teslaによると、Megapackは市場に出回っている現在のシステムと比べると、現場での設置スペースを40%削減し、 使用する部品点数は10分の1以下であるとのことです。その結果、この高密度のモジュールシステムは現在のシステムに比べて10倍のスピードで設置することが可能となる、と説明しています。
The Vergeいわく、Appleのソーラーファームの60メガワットという規模はTesla最大ではなく、オーストラリアやテキサス州ヒューストンには100メガワット規模の電力貯蔵施設がすでに存在するとのことです。
Source:The Verge via AppleInsider
Photo:Tesla
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-357748/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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