ファイナルファンタジーを生み出した、坂口博信氏がおくる完全新作RPG「FΛNTΛSIΛN」がApple Arcadeでリリースされました。手作りのジオラマによるフィールド、ストーリー、植松伸夫の音楽、戦略性のある戦闘が特徴となっています。
40〜60時間で物語が帰結する“終わりのある”ゲーム設計
ジオラマの上の冒険
FΛNTΛSIΛNでは、手づくりで制作された150近くの“ジオラマ”の上を探索します。
「あそこに何かありそうだな」と思ったところに、本当に宝箱があったり・・・というような、きめ細かい、丁寧な設計が心がけられています。
前編が20〜30時間、後編が20〜30時間の、合計40〜60時間で“終わりのある”ゲームとなっています。前半はストーリー展開に沿って、後半は自由度の高いクエスト方式によってよりオープンに展開します。
バトル
戦闘はフィールド上でランダムエンカウントし、ターン式で進行します。
特徴的なのは「ディメンジョン・システム」と呼ばれるもので、これはエンカウントした敵を、異次元に吹き飛ばし、そこに溜めていくシステムです。
戦闘せずにフィールドを探索し、好きなときにまとめて戦うことができます。
ディメンジョンバトルでは、プレイヤーを有利にするギミックが登場するので、うまく使えば爽快感をもって戦闘することができます。
また、ボス戦は、戦略性の高い方向性で制作されており、うまくスキルやアイテムを駆使すれば、低いレベルでも倒すことができるような、考える楽しみをもった戦闘になっています。
サウンド
ファイナルファンタジーシリーズで知られる作曲家の植松伸夫が60曲の全曲を書き下ろしました。
オーケストラの深い音色とシンセサイザーの独特な音源で、FΛNTΛSIΛNの世界を彩ります。
クックCEOが制作現場を訪問
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、2019年にFΛNTΛSIΛNのクリエーターの坂口氏のスタジオを訪問し、ゲームの制作現場を見て「素晴らしい!」とコメントしています。
Thanks to @mistwalker and the legendary Hironobu Sakaguchi san for the sneak peek of Fantasian. Games like this are exactly why we made @AppleArcade — so the world’s most creative developers can transport players into immersive new worlds. 素晴らしい! pic.twitter.com/is8eef9U4v
— Tim Cook (@tim_cook) December 10, 2019
Apple Arcadeには定期的に新作ゲームが追加されており、3月下旬にはロードトリップ・ミステリー「Hitchhiker」が配信開始となったばかりです。
Apple Arcadeの月額料金は600円(税別)で、家族6人までサブスクリプションを共有することができます。
Source:MacRumors
Photo:MISTWALKER CORPORATION
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-357971/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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