Apple Musicの高音質版に関する記述、iOS14.6ベータで発見

Apple Music
 
Apple Musicの高音質版の発表が近い、というニュースを裏付けるような情報が、iOS14.6のベータ1から発見されていました。iOS14.6の正式版公開と同じく、5月中に提供される可能性もあります。

Apple Musicに「Dolby Audio」などの記述

数週間以内に発表されると伝えられた、Apple Musicの高音質版となるHi-Fiサービスに関連しそうな情報が、現地時間4月22日にリリースされたiOS14.6ベータ1の「ミュージック」アプリのコードに含まれている、と9to5Macが伝えています。
 
iOS14.6ベータ1の「ミュージック」アプリのコードからは、高音質オーディオに関連のある「Dolby Atmos」「Dolby Audio」「ロスレス」といった記述が発見されているそうです。
 
現在までの「ミュージック」アプリは、ALAC(Apple独自のロスレスオーディオフォーマット)には対応していますが、Dolby AtmosやDolby Audioには対応していおらず、iOS14.6でApple Musicに何らかの変化があることを示唆していると考えられます。

iOS14.6ベータ2では削除された記述

興味深いことに、Dolby AtmosやDolby Audioに関する記述は、正式バージョンが公開されたiOS14.5からも、現地時間4月30日にリリースされたiOS14.6ベータ2からも発見されていないそうです。
 
9to5Macは、Dolby AtmosやDolby Audioへの言及が削除されたのは、Appleが何か新しいことを隠そうとしているためではないか、と指摘しています。

iOS14.6正式版と同時に5月に発表?

iOS14.6では、Appleが5月の開始を予告したPodcastの有料サブスクリプションサービスが利用可能になり、同時にApple MusicのHi-Fiサービスも提供されるのではないか、と9to5Macは推測しています。
 
なお、音楽配信サービス最大手のSpotifyは、高音質サービスを2021年後半に開始すると発表しています。
 
 
Source:9to5Mac
(hato)


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