iPhone13へのレンズ供給で、台湾Larganの売り上げが来月以降増加見通し

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今秋発売のiPhone13シリーズ(iPhone12sとの噂もあり)へのレンズ供給で、台湾LARGAN Precision(大立光)の売り上げが2021年7月以降増加するとの見通しを、経済日報が報じました。

5月の売り上げが、前月比、対前年比いずれも減少

2021年第2四半期(4月〜6月)のLARGAN Precisionの売り上げは、第1四半期(1月〜3月)に比べて減少する見通しですが、iPhone13シリーズ用レンズの出荷が第3四半期(7月〜9月)以降に始まることもあり今後回復するとの見通しを経済日報が報じました。
 
LARGAN Precisionが2021年6月5日に発表した5月の売り上げは、前月比1.17%減、前年同月比12.95%減の33億5900万 新台湾ドル(約131億円)でした。

半導体不足緩和とiPhone13シリーズ販売効果で売り上げ増加見通し

LARGAN Precisionの製品別売上構成比は、1,000万画素〜2,000万画素のカメラ向けが50%〜60%、2,000万画素以上のカメラ向けが20%〜30%となっています。
 
米国の投資家筋は、2021年下半期(7月〜12月)には半導体不足が緩和されること、iPhone13シリーズの発売が控えていることもありLARGAN Precisionの大口顧客向け出荷が増加すると予想しています。
 
 
Source:経済日報 via EMS One
Photo:Appledsign/Facebook
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