2021年第1四半期(1月~3月)におけるロシアのオンラインでのスマートフォン販売は、過去最高の36%のシェアを獲得しました。そのなかでAppleは前年同期の8.7%に対して14.8%と大きくシェアを伸ばしています。
Huaweiの不振の恩恵を受ける各社
2021年第1四半期におけるロシアのスマートフォン市場は前年同期比で4%増となりました。そのうち、オンラインでのスマートフォン販売の割合は過去最高の36%に達しています。
メーカー別ではXiaomiが31.0%のシェアを獲得し、トップに立ちました。
2位はSamsungで、前年同期の18.7%から29.9%にシェアを伸ばし、首位のXiaomiとの差を縮めています。
Appleは3位であり、前年同期の8.7%から14.8%に大きくシェアが増加しました。
これら3社の合計シェアは70%と、市場の大部分を占めています。
前年同期に首位であったHuaweiはアメリカからの制裁の影響を受けて、大きくシェアを減らして4位に転落しました。Huaweiが減らしたシェアを他メーカーが獲得したものとみられます。
5台1台が5G対応スマートフォン
現在ロシアで販売されているスマートフォンのうち、5台に1台は5G通信に対応しているそうです。
比較的販売価格の高い5G通信対応端末の売上が伸びた結果、2021年第1四半期のスマートフォンの平均販売価格(ASP)は前年同期比47%増の307ドル(約33,677円)に達しました。
また、600ドル(約65,818円)以上の価格帯の端末の販売台数が、前年同期比で150%以上の伸びを示したとのことです。
収益面ではAppleが市場を支配しています。
Source:Counterpoint
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-375035/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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