バージニアユニオン大学、Appleと共同でスマートキャンパス構築を発表

学生
 
解放された黒人奴隷への教育から始まったバージニアユニオン大学はAppleと共同で同社製品を使ったスマートキャンパスの構築を発表しました。

Apple製品を提供

19世紀、黒人奴隷は奴隷解放宣言で自由となったものの、それまでの教育制度の影響で字も読めない状態に置かれていました。この状況を改善するために設立されたのがバージニアユニオン大学です。この設立経緯を持つ同大学は、今でも全ての人に平等な教育を行うことを理念としており、同じく多様性を重視するAppleの経営理念とマッチしたことで、今回の共同でのスマートキャンパス構築へとつながりました。
 
Apple Hour of Code 教育
 
Appleは1年生全員にApple Pencil、Smart Keyboard Folio、Apple Watch、AirPods Pro、iPad Airを提供します。また学生ID機能も同大学に提供され、iPhoneやApple WatchのWalletアプリで寮の入退室学生食堂での支払いなどが可能になります。さらにAppleは製品だけでなく、アプリの開発講座プログラミング講座も提供します。
 
こうした取り組みを通して、学生は最新のテクノロジーに日常的に触れ、また講座を通して卒業後の仕事に活かせる知識や技術を身につけることができます。様々な背景を持つ学生が大学での学習や経験を通して、社会で活躍し、より良い収入を得ることで社会全体が豊かになるというのがバージニアユニオン大学とAppleが今回の提携で目指すところとなっています。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)


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