英Rockley Photonicsが開発した、血糖値ほか多数の項目を測定可能な新型センサーが完成しました。Notebookcheckが、早ければ2022年にもRockley Photonicsが開発した新型センサーがスマートウォッチに搭載されると報じています。
リストバンド型デバイスと専用アプリで試験を開始
Rockley Photonicsは、現地時間2021年7月14日に、体温、血圧、身体の水分補給の必要性、アルコール濃度、乳酸値、ブドウ糖(血糖)値の測定が可能なセンサーが完成したと発表していました。
同社はこのセンサーをリストバンド型のデバイスに組み込み、専用アプリを使用して被験者を対象としてデータ収集を行います。Rockley Photonicsはこのセンサーに、「手首の上の診療所」との愛称をつけているようです。
このセンサーは血中酸素飽和度(SpO2)センサーのように常時、穿刺することなく各項目を測定可能です。
2022年に消費者向けデバイスに搭載し発売か
Rockley Photonicsは、研究開発分野においてAppleと緊密な関係にあると報じられています。
同社は新型センサーが消費者向けデバイスにも搭載できると述べていることから、今回の試験結果が良好であれば来年にもそれを搭載したスマートウォッチが発売されると、Notebookcheckが伝えています。
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、Apple Watchで血糖値測定が行えるようになるまではなお数年を要すると述べていましたが、Rockley Photonicsの試験結果次第では、新型センサー搭載第一号製品がApple Watch Series 8(仮称:2022年モデル)になることも期待されます。
Source:Notebookcheck
Photo:Appledsign/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-384399/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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