フランスの大手筆記具メーカーSociété BIC(ソシエテ・ビック)の代表的な製品といえば、誰もが一度は見たことのある黒いキャップとオレンジ軸の油性ボールペン「ビック・オレンジ」です。1961年に誕生したロングセラーのフラグシップモデルで、近年では低粘度の油性インクを搭載した「ビック・オレンジEG(イージーグライド)」に改良されて、日本ではBICジャパンから発売されていました。
しかし、この度このオレンジ軸のボールペンが廃盤となることが決定。そして新たに発売されるのが「クリスタル オリジナルファイン0.8mm」(110円)です。BIC製品を取り扱う全国の文房具店・雑貨店、ECサイトなどで販売されます。
実はこの「クリスタル オリジナルファイン0.8mm」、「ビック・オレンジ」よりも前にBICが発売を開始した、もうひとつのフラグシップモデルである世界初の使い切りボールペン「ビック・クリスタル」の特徴を兼ね備えています。それが、インク残量を確認できること。しかも「ビック・オレンジ」のレトロなイメージを残すため、オレンジ色の透明軸となっています。つまり、2つのフラグシップモデルの特徴を兼ね備えた究極の1本と言えるのです。
さらに進化しているのは筆記距離。「ビック・オレンジEG」はインクの筆記距離が約2kmでしたが、こちらは約1.75倍の3.5km。インクの持ちが良いため、ゴミの排出量を抑えることができ、環境にも財布にも優しいエコ仕様となっていて、フランスのエコラベルであるNF環境マーク(NF400)を取得しています。
ペン本体は六角軸で持ちやすく、ボール径が0.8mm、滑らかなクラシック油性インクを使用するなど、書き心地にもこだわっています。
キャップは子どもの万が一の誤飲を考えて、窒息しないように穴が空いている安心設計。また、70の工程により品質管理が行われており安心です。
104-A+ Feature 1
BICのふたつの伝統を受け継ぎ、どことなくレトロな雰囲気をまとった新ボールペン。「ビック・オレンジ」廃盤に涙した人も、これまでビックのボールペンを使ったことがない人も、ぜひ一度試してみては。
>> BICジャパン
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/389771/
- Source:&GP
- Author:&GP
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