2021年のスマートフォンの売上高は前年比21%増との予測が出ています。しかしながら、この増加率は2026年には頭打ちか横ばいになるとのことです。
また、日本におけるスマートフォンの平均販売価格(ASP)は世界平均の2倍以上と予測されています。
21%の成長が予測される2021年のスマホ卸売り売上高
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年の世界におけるスマートフォン卸売り売上高は、前年比で21%増となる見込みだとのことです。
また、今後5年は市場が成長するとみられ、要因としては、
- ASPの上昇
- 高価格帯スマートフォンの買い換え販売
- 折りたたみスマートフォンなどのハードウェアの革新
- 5G通信への移行
が挙げられています。
IDCも2025年まではスマートフォンの出荷台数が伸びると予想し、特にiPhoneが好調だとしています。
ASPは日本と韓国が高い
ASPについては特に日本と韓国が高く、世界平均の2倍以上の最高値になるとのことです。
一方、アジア太平洋地域とアフリカの一部は最低のASPになります。
いずれも、それぞれの国民の可処分所得がこの傾向を生んでいるとされています。
2026年には頭打ちか横ばいに
スマートフォン市場の売上高はずっと好調が予測されているわけではありません。
Strategy Analyticsは、2026年には世界のスマートフォン卸売り売上高は頭打ちになるか、横ばいになると予測しています。
また、Counterpointは2021年のスマートフォン出荷台数について、半導体チップ不足を理由に予測台数を引き下げており、今後については直近でも不透明な面があるといえそうです。
Source: Strategy Analytics
Photo:ぱくたそ
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-408194/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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