携帯電話やスマートフォンの通信速度は、ダウンロード(受信)の速度が注目されがちですが、アップロード(送信)の速度も重要です。
Verizonは5Gで世界最速となる711Mbpsの送信速度を実現したと発表しました。
これにはiPhone14シリーズに搭載がうわさされる、Qualcommの5GモデムチップであるSnapdragon X65が使われています。
5Gで世界最速となるアップロード速度を記録
この実験は、Verizon、Samsung、Qualcommの3社によっておこなわれました。
実験室内で5Gミリ波通信を用い、複数の周波数帯を束ねて使用するアグリゲーション技術を使うことで、5Gで世界最速となる711Mbpsのアップロード速度を実現したとのことです。
700Mbps以上のアップロード速度は、1GBの動画を10秒で送信完了できるほどの速さです。
また、大勢の人が同時に通信をおこなうスタジアムやアリーナにおいても、動画や写真などをSNSにアップロードしたり、他の人とやりとりしたりといったことが快適におこなえます。
仕事や勉強で5G通信を利用する場合も、大容量ファイルの共有や、クラウド上の文書の同時編集が容易になることが期待できるでしょう。
日本におけるキャリア各社の最大アップロード速度は、ドコモが480Mbps、auが481Mbps、ソフトバンクが103Mbps、楽天モバイルが273Mbpsとなっています。
iPhone14への搭載がうわさされる5Gモデムチップを使用
この実験ではQualcommの5GモデムチップであるSnapdragon X65が使われました。
このSnapdragon X65はiPhone14シリーズへの搭載がうわさされており、iPhone14では高速なアップロード速度が期待できるかもしれません。
Snapdragon X65はAndroidスマートフォンにも搭載され、今年後半に発売予定となっています。
Source: Verizon via PhoneArena
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-412202/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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