Facebookの人気が10代の間で落ちている実態が社内向けレポートにより明らかに

Facebookを利用している画像
 
人気が以前より落ちたといわれているSNSのFacebookについて、より具体的な実態が明らかとなりました。
 
Facebookの社内向けレポートによると、特に10代の間で人気が落ちているとのことです。

10代がFacebookに費やす時間が1年で16%減少

Bloombergによると、ある研究者グループが作成したFacebookに関する社内向けレポートの内容が明らかとなり、Facebookが直面している現状の実態がより明らかになったとのことです。
 
それによると、アメリカの10代がFacebookおよびそのエコシステムに費やす時間は、1年前に比べて16%減少しています。
 
Facebookの利用時間の実態
 
10代だけでなく、それより上の年代でも5%減少したといいます。
 
また、新たにFacebookに登録する若者の数が減少している上に、アメリカの若者がFacebookに登録する年代も以前は19歳から20歳だったのが、24歳から25歳とかなり遅くなっていることが明らかとなりました。
 
さらに、若者がFacebookから離れることにより、その行動パターンを真似する傾向にある弟や妹もFacebookを使わなくなり、Facebookへの若者たちの関心がさらに薄れるという悪循環に陥っているといいます。

若者がFacebookを利用する目的は「地域のイベント情報を入手し、地域の人々とコミュニケーションをとる」ため

若者のSNS利用に関する最近の調査において、Facebookは「地域のイベント情報を入手し、地域の人々とコミュニケーションをとる」という目的でのみ1位となり、ほかのカテゴリでは他のSNSの後塵を拝しました。
 
レポートを作成した研究者たちも、なぜサービスの人気が落ちているのか、どうすれば既存の傾向を克服できるのか、正確な答えを出せていないそうです。
 
8月にはTikTokがFacebookを抜いて最もダウンロードされたSNSアプリとなっています
 
セキュリティ研究者は、Facebook製のiPhoneアプリが危険であり、InstagramやWhatsAppを含め削除すべきだと警告しています。

 
 
Source: Bloomberg via Gizchina
(ハウザー)


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