【趣味な男の収納ギア】
出来上がった模型や好きなミニチュアを、箱の中にしまっておくままではもったいない。きれいに飾ってじっくりと眺めたい人も多いはず。そこでおすすめしたいのは、これらのディスプレイアイテム。 模型と一緒にセッティングすれば、テンションが上がること間違いなしだ!
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ディスプレイアイテムとしては、ここに紹介する3つのタイプをおすすめしたい。ジオラマシートは山、空、宇宙、海などが描かれた背景またはベース(土台)のこと。背後に置く、もしくは下に敷くだけで“妄想が膨らむ”さまざまな情景を手軽に構築できる。
スマホのポートレートモードなどを活用し、背景を少しボカして撮影すれば、SNS映えする“それっぽい”ジオラマ写真も残せる。情景ミニチュアは、プラモデルやフィギュアと一緒に飾れる組み立て式のアイテムだ。
いずれも製作するのは簡単で、ウェザリングなどの塗装を施せば、リアリティがさらにアップ。買い増しして拡張するなど、オリジナルのジオラマづくりに没頭できるのが大きな魅力だ。
ケース&スタンドは、プラモデルやミニチュアなどの模型単体をじっくりと鑑賞するためのもの。「完成品をたくさん飾りたい」「360度から眺めたい」「ライトアップしたい」といったニーズに合わせて選べる。
これらアイテムは単体で使うだけでなく、組み合わせて活用するのも全然アリ! プラモデルと情景アイテムをジオラマシートの上に置くなど、模型に合わせて、自分のイメージした情景づくりを楽しんでほしい。
特定の空間を再現できる“胸アツ”ジオラマシート
1. 背景とベースを組み合わせればそこはまるで山間部!
箱庭技研
「ジオラマシート」(1980円)
ノンスケールの絵柄で大小さまざまな模型を飾れる、背景2枚とベース2枚のセット。
複数のミリタリープラモデルを配置すれば、山間部で作戦準備を進める陸上部隊…といった情景を楽しめる。
1台の大きな戦車模型をドッシリと置くのもいいだろう。シートは各W900×H600mm。
2. 緒に飾る模型に合わせて2種類の宇宙空間を選べる!
箱庭技研
「ジオラマ mini EX」(660円)
宇宙空間に浮かぶ惑星と青い色が際立つ地球という、2種類の絵柄を両面にそれぞれプリント。宇宙を探索する情景は前者、大気圏突入直前の戦闘シーンは後者と、イメージに合わせて使い分けられる。シートはW515×H364mm。
3. 奥行きのある空の絵柄で模型の存在感が際立つ!
箱庭技研
「ジオラマシート」(1980円)
奥行き感のある絵柄が特徴。2枚入りで、どちらか一方を真ん中で切断して裏面にひっくり返せば、左右の背景に早変わり。他方と合わせて“コの字”の背景が作れる。シートは各W900×H600mm。
4. 本物の海をイメージさせるキラキラした映り込みがきれい!
トミーテック
「ジオラマ素材 003-2水面2」(1100円)
表面には微妙な凹凸があり、光の当たり方に応じて異なる表情を見せる。
飾る模型は、艦底が割愛され 真っ平になっている喫水線(ウォーターライン)モデルがおすすめ。A4サイズ(W210×H297mm)×2枚。
いっしょに飾って楽しむ“胸アツ”情景ミニチュア
5. 引火すると絶対危険!? 緊迫感が漂うミリタリー模型
トミーテック
「ジオコレ・コンバット 戦禍のコンビナート A(ガスホルダー)/B(蒸留塔)/C(冷却塔)」(2200円〜)
戦場を再現できるミニチュアシリーズの第3弾。市街地戦が広がり、火の手が迫るコンビナートをイメージした3つのアイテムをラインナップ。
パーツの一部は、薄汚れているような成形色なので、塗装をしなくても見映えがいい。コンビナートを想起させる背景シートが付属するほか、パッケージの底に地面の絵があり、ジオラマに利用できる。
▲A(ガスホルダー)
▲B(蒸留塔)
▲C(冷却塔)
6. ロボット模型と一緒に飾れば机上が格納庫に早変わり
ホビーベース
「プレミアムパーツコレクション 鉄骨トラスセット」(1950円)
ロボットの格納庫をイメージさせるアイテム。小×6個、中×6 個、大×8個の鉄骨トラスパーツが付属し、それらを自由に組み合わせて模型と一緒に飾れば、整備や出撃の様子を再現できるのがおもしろい。
模型をじっくり眺められる“胸アツ”ケース&スタンド
7. たくさん積み重ねても前面パネルの開け閉めが自在!
箱庭技研
「コレクションケース フルモデルチェンジ版」(2200円〜)
S( W155×D128mm)、M(W256×D155mm)、 L(W320×D200mm)、X(W421×D251mm)の4サイズ展開。
それぞれの上に乗せられるよう設計されており、積み重ねても個々の前面パネルを取り外せるのが便利だ。
留め具は柔軟性のある樹脂で、折れたり割れたりしにくい。組み立ても簡単だ。
8. 360度回転する模型をじっくりと堪能!
プラッツ/MM考房
「ソーラーターンテーブル 74」(1760円)
スタンド前面にソーラーパネルを備え、直射日光や室内灯の明かりで内蔵バッテリーを充電する仕組み。
同電力によってターンテーブルがクルクル回転し、上に置いたプラモデルやミニチュアをさまざまな方向から眺められる。
9. 好きなキャラの模型を“推し色”でライトアップ
日本トラストテクノロジー
「フィギュアステージ ライトアップベース TSA4タイプ LEDライト台座 セット」(実勢価格:2580円前後)
フィギュア、ミニチュア、小さなプラモデルなどの模型を置くためのディスプレイ台。
専用のリモコンで調光可能な16パターンの色で発光するLEDライト台座が付属し、ライトアップベース(ディスプレイ台)の下に置いて使う。
サイズは約W94×34×74mm(ライトアップベース)。
※2021年10月6日発売「GoodsPress」11月号98-99ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/ナゴヤリュータ>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/411639/
- Source:&GP
- Author:&GP
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